日本クラウン 【DVD】長崎犯科帳 CRBI-5151/57

長崎の悪を“闇奉行”が斬る！
主演・萬屋錦之介！
長崎奉行・平松忠四郎、もうひとつの顔は――

巨大な利権が渦巻く江戸後期の長崎に、新たな長崎奉行が着任した。
その男・平松忠四郎は“闇奉行”として、法で裁けぬ悪を、自らの手で始末していく。
彼と、その同志たちの正体は、誰も知らない――。
萬屋錦之介が主演した、1970年代の傑作テレビ時代劇をＤＶＤ－ＳＥＴ化。
共演は田中邦衛、火野正平、杉本美樹ら豪華な布陣。
メインライターは池田一朗（隆慶一郎）が務めている。

【放映期間】
1975年4月6日～9月28日（毎週日曜日・午後9時）
【長崎犯科帳】
萬屋錦之助主演の「長崎犯科帳」は1975年に放映された、必殺シリーズに代表される裏稼業モノの時代劇である。萬屋錦之助代の大表作、「子連れ狼」の第2部と3部の間を埋めるように、このハードで少しコミカルな時代劇は制作、放映された。同時期にこれも代表作である「破れ傘刀舟　悪人狩り」も制作されているが、萬屋錦之助演じる主人公・長崎奉行・平松忠四郎のキャラクターは両シリーズの主人公（拝一刀・叶刀舟）とは違ったヒーロー像であった。長崎奉行でありながら、酒好き、女好きにワイロ好き。そんなボンクラ奉行の本当の姿は、長崎に蔓延る、法で裁けぬ悪人たちを裏で葬る“闇奉行”という設定であった。裏稼業の同志、蘭方医・木暮良順（演：田中邦衛）、客引き牛太郎（演：火野正平）、流しの三味線弾きお文（演：杉本美樹）らが、回を重ねるごとに仲間として忠四郎との絆を徐々に深め、悪人たちを裏で成敗していくさまは感動的でもある。
裏稼業というと重く暗い時代劇という印象があるが、番組を見終わったあとこのドラマは観る者にどこか爽やかさを感じさせる不思議なおもしろさがある。希有の名作、「長崎犯科帳」の世界・全26話をぜひお楽しみ頂きたい。
【出演】
平松忠四郎：萬屋錦之介／木暮良順：田中邦衛／出島の三次：火野正平／お文：杉本美樹　
おぎん：磯村みどり／加田宇太郎：新 克利／猪俣安兵衛：高峰圭二／三島与五郎：御木本伸介沢田一馬：太田博之／大工町の佐吉：浅若芳太郎／ナレーター：城 達也
【スタッフ】
企画：梅谷 茂
プロデューサー：加藤教夫・中岡潔治・中島正幸
脚本：池田一朗・下飯坂菊馬・藤川洋一・小川 英・胡桃 哲・長宗我部清親・猪又憲吾
直居欽哉・鴨井達比古・宮川一郎・中村 努・播磨幸治
音楽：矢野 誠
監督：渡邊祐介・大洲 齊・松島 稔・森崎 東・小沢啓一・田中徳三・丸山誠治・内出好吉
長谷和夫・戸田康貴
オープニングタイトルバック監督：実相寺昭雄
協力：中村プロダクション
製作：ユニオン映画

【収録内容】
DISC1
第1回「すごい男がやって来た」
第2回「トンネル抜ければ地獄だぜ」
第3回「彼奴は医者か殺し屋か」
第4回「闇の中の闇奉行」
DISC2
第5回「殺しの番号二,三,一」
第6回「虎の罠を嚙み破れ」
第7回「闇奉行はよか男」
第8回「日見峠に散った花」
DISC3
第9回「赤い炎は闇で消せ」
第10回「ウンスンカルタは地獄札」
第11回「真夜中の逃亡者」
第12回「刃には刃 眼には眼を」
DISC4
第13回「闇に消えた用心棒」
第14回「旅路の果てのふたり」
第15回「花嫁替玉大作戦」
第16回「帰って来た男」
DISC5
第17回「復讐に賭けた姉妹」
第18回「忠四郎危機一髪」
第19回「呪いの連発銃」
第20回「怪談唐人屋敷」
DISC6
第21回「辻斬り犯人を追え」
第22回「子の刻心中」
第23回「風の噂の孫七郎」
第24回「悪い奴らをあぶりだせ」
DISC7
第25回「欲ボケ野郎は海へ沈めろ」
第26回「さよなら長崎また来るぜ」
特典映像（番宣スポットほか）