今も私たちの心に響く、高田好胤の“心のメッセージ”
薬師寺を訪れた修学旅行生たちに佛心の種蒔きをし、百万巻お写経運動を推進し全国を勧進行脚してきた、奈良薬師寺管主だった髙田好胤師。仏の教えから市井の出来事まで幅広い話題をわかりやすく語り、「話の楽しいお坊さん」として、テレビやラジオで人気を集めた。本作品は、昭和60から平成8年の11年間、日本橋三越本店本館1階中央ホールで毎月行われた「まごころ説法」の貴重なライブ音源の中から選りすぐり、好胤師が伝えたかった「心の言葉」を凝縮した、すべて初CD化によるもの。
昨今、様々な未曾有の事態により、予測できない時代を迎えている今こそ、好胤師のユーモアをあふれる法話が、私たちの心に響き、生きるヒントを照らしてくれます。
“究極の語りのエンタテイナー” 髙田好胤の熱い心を感じる必聴の決定盤です。
■Disc-1「東」 (70分36秒)
1 好胤のことば〜読誦(どくじゅ)〜(平成5年3月27日/第99回「懺悔とおかげさま」より)
2 父母恩重経(ぶもおんじゅうきょう)(1)〜看病福田(ふくでん)これ第一なり〜
(昭和61年5月21日/第17回「父母恩重経のお話」より)
3 父母恩重経(2)〜誕生の日は母苦難の日〜(昭和61年5月21日/第17回「父母恩重経のお話」より)
4 父母恩重経(3)〜情操(じょうそう)のぬくもり〜(昭和61年5月21日/第17回「父母恩重経のお話」より)
5 父母恩重経(4)〜恩は石に刻む、恨みは水に流す〜(昭和61年6月13日/第18回「恩」より)
6 父母恩重経(5)〜無我(おかげさま)〜(昭和61年6月13日/第18回「恩」より)
7 父母恩重経(6)〜十種(じゅっしゅ)の恩徳〜(平成2年9月13日/第69回「母の手紙・克己(こっき)の教え」より)
8 克己(こっき)という教え(平成2年9月13日/第69回「母の手紙・克己の教え」より)
9 真実の対話は死に別れた日からこそはじまる(平成3年5月16日/第77回「父母恩重経 第1章」より)
10父母恩重経(7)〜最大の遺産は”死”〜(平成3年5月16日/第77回「父母恩重経 第1章」より)
11母という字(平成3年6月14日/第78回「父母恩重経 第2章」より)
12 父母恩重経(8)〜大孝は終身父母を慕う〜(平成3年6月14日/第78回「父母恩重経 第2章」より)
■Disc-2「南」 (49分45秒)
1悔過(けか)(1)〜修二会(しゅにえ)〜(昭和63年3月13日/第39回「悔過の生活」より)
2悔過(2)〜無駄な殺生(せっしょう)するが殺生〜(昭和63年3月13日/第39回「悔過の生活」より)
3悔過(3)〜身近な罪〜(昭和63年3月13日/第39回「悔過の生活」より)
4悔過(4)〜仏教は因縁因果の教えです〜(昭和63年3月13日/第39回「悔過の生活」より)
5悔過(5)〜大東亜戦争(だいとうあせんんそう)悔過の行〜(昭和63年3月13日/第39回「悔過の生活」より)
6 来世のはなし(平成4年1月14日/第85回「仏の教え・仏法のこころ」より)
7 仏の教え・仏法のこころ(平成4年1月14日/第85回「仏の教え・仏法のこころ」より)
8 悔過(けか)は過ちを懺悔(さんげ)すること(平成5年3月27日/第99回「懺悔とおかげさま」より)
9冥加(みょうが)と顕加(けんが)(平成5年3月27日/第99回「懺悔とおかげさま」より)
■Disc-3「西」 (50分34秒)
1 宗教は精神の方向転換である(平成8年3月12日/第135回「佛法はおかげさまなる心の教えです」より)
2唯識三十頌(ゆいしきさんじゅうじゅ)(1)〜転依(てんね)〜(平成8年3月12日/第135回「佛法はおかげさまなる心の教えです」より)
3 唯識三十頌(2)〜遍計所執(へんげしょしゅう)〜(平成8年3月12日/第135回「佛法はおかげさまなる心の教えです」より)
4 ご利益に安易にのらない(平成8年3月12日/第135回「佛法はおかげさまなる心の教えです」より)
5 唯識三十頌(3)〜自分に対して犯している罪〜(平成8年3月12日/第135回「佛法はおかげさまなる心の教えです」より)
6 唯識三十頌(4)〜能変(のうへん)〜(平成8年3月12日/第135回「佛法はおかげさまなる心の教えです」より)
7 唯識三十頌(5)〜依他起生(えたきしょう)〜(平成8年3月12日/第135回「佛法はおかげさまなる心の教えです」より)
8 地獄の話(1)〜親孝行と道徳が救いの道〜(平成8年4月10日/第136回「お釈迦様のお話」より)
9 地獄の話(2)〜孝は徳のもとなり〜(平成8年4月10日/第136回「お釈迦様のお話」より)
10 地獄の話(3)〜来世(らいせ)〜(平成8年4月10日/第136回「お釈迦様のお話」より)
11 地獄の話(4)〜仏教は行為論の宗教〜(平成8年4月10日/第136回「お釈迦様のお話」より)
12 自灯明自帰依(じとうみょうじきえ)(平成8年4月10日/第136回「お釈迦様のお話」より)
■Disc-4「北」 (63分55秒)
1金烏(きんう)長飛(ちょうひ)して玉兎(ぎょくと)走る(昭和62年1月14日/第25回「母の姿が残してくれた教え」より)
2法相宗(ほっそうしゅう)(昭和62年1月14日/第25回「母の姿が残してくれた教え」より)
3玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)の旅(昭和62年1月14日/第25回「母の姿が残してくれた教え」より)
4阿頼耶識(あらやしき)(1)〜大きな大きな心の蔵〜(昭和62年1月14日/第25回「母の姿が残してくれた教え」より)
5阿頼耶識(2)〜熏習(くんじゅう)〜(昭和62年1月14日/第25回「母の姿が残してくれた教え」より)
6阿頼耶識(3)〜人は知らないところで罪をおかしている〜(昭和62年1月14日/第25回「母の姿が残してくれた教え」より)
7阿頼耶識(4)〜愛は辛抱です 愛は感謝です〜(昭和62年1月14日/第25回「母の姿が残してくれた教え」より)
8阿頼耶識(5)〜最小の効果のために最大の努力を惜しまない〜
(昭和62年1月14日/第25回「母の姿が残してくれた教え」より)
9発心(ほっしん)(昭和62年9月13日/第33回「般若心経とお彼岸の話」より)
10 般若心経(はんにゃしんぎょう)の講義の思い出(昭和62年9月13日/第33回「般若心経とお彼岸の話」より)
■Disc-5「下」 (73分33秒)
1 食前のことば(1)〜食作法(じきさほう)〜(平成3年10月24日/第82回「日本人とお米」より)
2 食前のことば(2)〜対食五観(たいじきごかん)①〜(平成3年11月20日/第83回「阿頼耶識と熏習の教え」より)
3 食前のことば(3)〜対食五観 ②〜(平成3年11月20日/第83回「阿頼耶識と熏習の教え」より)
4 六方礼拝(ろっぽうらいはい)(平成3年11月20日/第83回「阿頼耶識と熏習の教え」より)
5 稲穂の魂の伝統(平成3年10月24日/第82回「日本人とお米」より)
6 東北のお米作りの歴史(平成3年10月24日/第82回「日本人とお米」より)
7 お酒のはなし(平成3年10月24日/第82回「日本人とお米」より)
8 お米のはなし(平成3年10月24日/第82回「日本人とお米」より)
9 亡くなられたお命とのお付き合い(平成3年10月24日/第82回「日本人とお米」より)
10 共食(きょうしょく)の精神(平成3年10月24日/第82回「日本人とお米」より)
11 伝声(でんせい)の文化(平成3年10月24日/第82回「日本人とお米」より)
12 目に見えないお付き合い(平成3年11月20日/第83回「阿頼耶識と熏習の教え」より)
13 負けるが勝ち(平成3年11月20日/第83回「阿頼耶識と熏習の教え」より)
14 熏習(くんじゅう)(1)〜熏習と学習〜(平成3年11月20日/第83回「阿頼耶識と熏習の教え」より)
15 熏習(2)〜しつけ〜(平成3年11月20日/第83回/第83回「阿頼耶識と熏習の教え」より)
16 熏習(3)〜業(ごう)〜(平成3年11月20日/第83回「阿頼耶識と熏習の教え」より)
17 熏習(4)〜種子(しゅうじ)〜(平成3年11月20日/第83回「阿頼耶識と熏習の教え」より)
18 熏習(5)〜如来一音演説法(にょらいいっとんえんぜっぽう)〜(平成3年11月20日/第83回「阿頼耶識と熏習の教え」より)
■Disc-6「上」 (52分33秒)
1 やさしさと厳しさ(昭和63年4月14日/第40回「天上天下唯我独尊」より)
2 愛は自我(じが)、慈悲は無我(むが)(昭和63年4月14日/第40回「天上天下唯我独尊」より)
3 有漏善(うろぜん)と無漏善(むろぜん)(昭和63年4月14日/第40回「天上天下唯我独尊」より)
4 残し合う最大の遺産は死である(昭和63年4月14日/第40回「天上天下唯我独尊」より)
5天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)(昭和63年4月14日/第40回「天上天下唯我独尊」より)
6 個性と野性(昭和63年10月13日/第46回「日本人のお米」より)
7執着(しゅうじゃく)の古い皮を脱ぎ捨てねばなりません(昭和63年12月14日/第48回「悟りとは決心することです」より)
8 永遠に未完成なるものに打ち込むことは尊いこと(昭和63年12月14日/第48回「悟りとは決心することです」より)
9 お写経の功徳(平成1年12月3日/第60回「成道」より)
10 お釈迦様が最後にお説きになった教え(平成2年2月10日/第62回「涅槃の生活」より)
11 人の言わんとする心を聞く(平成5年3月27日/第99回「懺悔とおかげさま」より)
12 百歳まで生きる方法(平成5年6月15日/第102回「ふるさとの佛法者 その1」より)
13 盆踊りのはじまり(平成5年7月14日/第103回「ふるさとの佛法者 その2」より)
14 寝ることが命の薬、怠けることが長生きの道(平成5年8月27日/第104回「時の流れは命の流れです」より)
15 時の流れは命の流れです(平成5年8月27日/第104回「時の流れは命の流れです」より)
16刹那(せつな)について(平成5年8月27日/第104回「時の流れは命の流れです」より)
【髙田好胤(たかだ・こういん)】
大正 13 年 3 月 30 日、大阪市に生まれる。
数え年12 歳(小学校五年生)で、薬師寺にて得度、橋本凝胤管主の薫陶を受ける。
昭和20年1月、学徒出陣で千葉県四街道の陸軍野戦砲兵学校に幹部候補生として入隊。
終戦後9月に復員し帰山、昭和 21 年9月に龍谷大学佛教学科を卒業。
昭和24年、薬師寺副住職に就任。副住職時代の18年間、薬師寺を訪れた修学旅行生たちに寺の案内を通し、佛心の種蒔きをする。その数は五百万人にのぼるといわれる。
昭和42年薬師寺管主、43年に法相宗管長となる。管主就任と同時に、師匠橋本凝胤師より受け継いだ金堂復興に取り組み始める。百万巻お写経運動を推進、全国を勧進行脚。また戦没者慰霊悔過法要のため、世界各地の戦跡を巡礼した。
昭和51年金堂落慶。56 年西塔、59年中門、平成3年に玄奘三蔵院伽藍落慶。
平成9年、お写経勧進六百万巻を達成。
平成10年6月22日遷化、享年数え年75歳。
法相宗管長薬師寺別當探題大僧正好胤大和上
メーカー | ソニーミュージック |
---|---|
メーカー品番 | DYCW-3645 |
セット内容 | CD6枚+ブックレット(箱入り・外装OPPあり) |
重量 | 331g |
サイズ | 縦195mm×横138mm×幅35mm |
生産者 | 株式会社ソニー・ミュージックダイレクト |
生産国 | 日本 |
交換について | お客様のご都合による商品の交換はお受けしておりません。返品後、再度ご購入願います。返品については、ご利用ガイド「返品・交換」を必ずご確認の上、お申し込みください。 |
返品について | 開封後はお客様のご都合による返品はお受けできません。返品については、ご利用ガイド「返品・交換」を必ずご確認の上、お申し込みください。 |
Ranking
人気商品ランキング
Recommend