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日本最古の帆布“松右衛門帆”のショルダーバッグ
江戸時代に作られた日本最古の高級帆布「松右衛門帆(まつえもんほ)」がカジュアルバッグになりました。
江戸時代に作られた日本最古の高級帆布「松右衛門帆(まつえもんほ)」がカジュアルバッグになりました。「松右衛門帆」は、日本の海運業に貢献した工楽松右衛門(くらく・まつえもん)が考案した極厚の帆布。松右衛門が生まれた現在の兵庫県高砂市の特産品として地元のメーカー「御影屋」などが、郷土の偉人が発明した素材を復元しました。
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フラップタイプのショルダーバッグは、ベルトを絞って背中にフィットさせたスタイルや、斜めがけしてもスマートな印象。財布やスマートフォンに、文庫本やタブレットまで入る必要十分な収納力のある使い勝手の良いショルダーバッグです。
商品詳細
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・メインルームのポケットはファスナー付きとオープンポケット
・松右衛門帆にPVC加工を施した防水タイプ、突然の雨降りでも安心
・松右衛門帆にPVC加工を施した防水タイプ、突然の雨降りでも安心
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・財布にスマートフォン、カードケースにペットボトルなどおでかけの必需品が十分入るサイズ
兵庫県鞄工業組合の基準を満たした「豊岡鞄(R)」
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豊岡市で作られる鞄の中でも、兵庫県鞄工業組合が定めた基準を満たす企業によって生産され、厳選な審査に合格した製品が「豊岡鞄(R)」として認定されています。松右衛門帆の製品の多くは、この基準を満たした「豊岡鞄(R)」です。
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工夫を楽しみ、新しいことに挑み続けた工楽松右衛門
江戸時代、舟の帆は藁(わら)を編んだむしろや綿布を用いていたため、破損しやすく耐久性と操作性に難がありました。これに代わり、1785年に松右衛門が開発した新型帆布は極厚の木綿製。従来の帆より軽くて扱いやすく、耐久性にも優れていたため、瞬く間に全国に普及し、北前船をはじめとする江戸時代後期の海運業のスピード化に貢献しました。その後も松右衛門は、択捉島で行われたふ頭の建設で活躍するなど多くの実績が徳川幕府に認められ、「工夫を楽しむ」という意味の「工楽(くらく)」の姓が与えられました。
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時代の記憶を伝える「松右衛門帆」
日本最古の帆布「松右衛門帆」は、工楽松右衛門の地元、高砂の御影屋が、神戸芸術工科大学の協力を得て再現した。松右衛門帆の復活について御影屋の柿木貴智(かきのき・よしのり)代表は、「松右衛門帆を発明した工楽松右衛門は、日本全国で活躍した高砂の歴史において重要な人物。歴史ある産業を復活させることによって地元の偉人の存在を全国に広めたかった」と開発のきっかけを語る。兵庫の伝統産業の結集にこだわり、製造はすべて兵庫県内で行っている。自ら織機を導入し、御影屋内で生地を織りあげ、染色は近隣の多可町で。さらに持ち手などの革はたつの市でなめし、製品の多くは鞄の街、豊岡で縫製している。松右衛門帆は1本ずつ平織りされた一般的な帆布と違い、縦横の太さが違う糸を2本引きそろえて織る。これを再現をするためには1970年代に製造されたレピア織機を使い、1日当たり最大で30メートルしか織ることができない。手間と時間をかけることで時代の記憶が蘇るような唯一無二の帆布ができ上がる。
柿木さんは、「いずれは松右衛門帆を世界に向けても発信していきたい。そして、工楽松右衛門のストーリーをより多くの人に知ってもらいたい」と話している。
メーカー | 工楽松右衛門帆 |
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重量 | 770G |
サイズ | 約16cm×30cm×8cm |
素材・原材料 | 帆布・革 |
生産国 | 日本 |
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