人と車を快適にマッチングさせる、ドライバー専用クッション
車は私たちの生活に欠かせない便利なものなのですが、一方で運転に伴う腰や肩の痛みは仕方がないものと思っている方は少なくありません。そんな、運転という活動は疲れても仕方がないものにしたくないという思いから「p!nto driver(ピントドライバー)」は開発されました。
いかに体を柔軟に保ち続けるか、これがドライバーの体を快適に、安全運転を継続するポイントです。「腰だけでなく、首・肩・腕・お尻・足もリラックス」。運転時の身体のストレスを軽減し快適なドライブと移動後の活動も元気に。
ピントドライバーは運転動作に着目し、人と車を快適にマッチングさせる、ドライバーのためのクッションです。
エスリーム技術が可能にした心地よさ
適切に活動を行うことが可能な姿勢を作ることをポジショニングといい、それを座位において行うことをシーティングといいます。ピントを開発したピーエーエスは年間300件を超えるシーティングを行っています。特殊な採型機を用い、人の身体を熟知したセラピストが骨の重みを直接手で感じ、筋肉の緊張や関節の動きなどを確かめながら、解剖学・運動学にのっとった支持面を作り上げていきます。
このエスリーム技術によって出来上がった3次元立体構造が、ただもたれやすく座りやすいというだけではなく、自ら重心を整えることを促し、快適な姿勢と機能的な動きを実現します。
疲れのメカニズムを分析しドライブ時のストレスを軽減
理想を形にした4つの支え
1.肩甲帯の支え
肩甲骨を安定した位置に保つことを促します。腕を上げ続ける運動動作を容易にするので肩や肘の過剰な緊張を防ぐことができます。肩甲骨の下部の支持面は、上半身を対称的に保つことをサポートします。
2.肋骨の支え
肋骨の後ろからの支えは、頭を軽く高く動きやすく保つことを助けます。肋骨から上の部分が支えられるので、腰にかかる負担も軽くなります。肋骨の側面の支えはカーブに伴う体の横倒れを防ぎ、安定した体の対称性を導きます。
3.骨盤の支え
骨盤を適度に起こして対称的に保ち、骨盤の上で背骨を負担の少ない正しい位置に保つことを促します。ペダル操作による骨盤の歪みや重力加速度によって骨盤が倒れたりねじれたりすることを防ぎます。
4.足の支え
足の位置を股関節が動きやすい位置に配置しているので、安全確認のために体を大きく前に動かす動作も楽にできます。股関節・膝関節・足間接のラインに注目した大腿骨の配置は、膝や足首の緊張や捻じれを防ぎ、力の入りすぎないペダル操作を可能にします。
人が動いても常に基点となる正しい軸に戻るための形状
ピントに座ると、身体に沿うような感覚を感じます。それは「エスリーム」技術によってつくられた肋骨・骨盤・足の支持面が快適な位置を見つけだす情報として座る人の身体に作用するからです。人は座りながらも常に活動しています。だから、動いても常に身体の軸がぶれず、無駄のない動作ができることの方が重要だと考えられます。ピントシリーズは静的な良い姿勢を継続するための矯正器具ではなく、人が安心して機能的に動き、またリセットすることができる姿勢環境なのです。
長時間の運転でも姿勢を固めず柔軟に保ち続ける
長時間の運転でも姿勢を固めず柔軟に保ち続けること。それがピントドライバーの考える負担の少ない姿勢です。股関節や肩関節など動かなければならない関節は動きやすく、骨盤や肩甲骨など安定してほしい骨はしっかりと支える。車の振動の中でも正しい位置を簡単に保つことを導きます。
■ピントドライバーなし
シートに沈み込むように骨盤が倒れ背中が丸くなり腰に負担がかかってしまいます。背中が丸いと頭が前に来て、肩が上がり、肘も緊張するので、ハンドル操作にも力が入ってしまいます。
■ピントドライバーあり
骨盤を適度に立てた状態で安定して保つ事ができます。背骨を正しく骨盤の上に乗せることのできる位置をシートが教えてくれるので、腰の負担を軽減します。頭を軽く保つ事ができるので、肩や肘もリラックスした状態で運転する事ができます。
様々なドライブシーンでご活用ください
【使用方法】
毎日の運転に
座り続けることは、私たちの体にとって、あまり楽なことではありません。私たちは座位で姿勢を保とうとして習慣的に背中や腰、股関節の周りの筋肉を緊張させています。車の運転は、さらに揺れの中で姿勢を保持しなければならないという点において、実は非常に難しい活動なのです。そして多くの方が、車の中で姿勢を安定させるために習慣的に体の緊張を高め続け固定することによって疲労やコリ、痛みを引きおこしているのです。ピントドライバーには運転中の人の体を機能的に支える仕組みがあります。股関節や肩関節など動かなければならない関節は動かしやすく、骨盤や肩甲骨など安定してほしい骨はしっかりと支える。この動きと支持のポイントが体を緊張から開放し、車の振動の中でも正しい位置を簡単に保つことを導きます。
ちょっとした近場の運転でも
運転中に必要な安全確認。私たちは運転中常によく見てよく聞いて、前方だけでなく左右や後方にまで注意を向け続けなければなりません。安全確認のために使う感覚器官、目や耳は頭部にあります。不安定な姿勢は、腕に力を入れてハンドルに体を引き寄せ頭を前に固めた姿勢になりがちです。視野が狭く確認の範囲が狭くなってしまいます。ピントドライバーの支持面が体をゆったりとシートにあずけることを可能にし、頭を軽く上げ続けるのを助けます。リラックスして視界は広く、周りの音をキャッチできるように。そしてゆったりとしたハンドル操作。正しい姿勢は安全運転も導きます。
営業の運転に
運転中私たちは体を正中に保ち、腕を上げ続けなければならないのですが、カーブの際の重力加速度の影響を受け体が倒れやすいので、そのまま姿勢を崩して一方に傾け、片手でハンドル操作をしてしまうこともよく見られる光景です。骨盤が倒れ、体をねじらせたままの不自然な姿勢のまま振動や重力を受け続けると、車から降りたときには体が固まって腰が痛くて動きづらくなってしまいます。ピントドライバーの骨盤と肋骨の側面の支持面は、運転中の動きに伴う姿勢の崩れを防ぎます。そして肩甲帯の支持面は両手を軽く上げ続けることをサポートします。移動中に疲れてしまい仕事のパフォーマンスが下がってしまうことがないように、ピントドライバーの「快適だから崩れない仕組み」をお役立てください。
長距離の運転にも
ピントドライバーの骨盤の支えと足の支えが、骨と関節の正しい配置と無理のない運動を導きます。シートと体の間の隙間をうめる3次元形状に体をあずけると、より骨盤周りの負荷を減らすことができます。ピントドライバーは疲れをためる運転から、姿勢を調整しながら動きを楽しむ運転への転換を目指すシートです。