
麦わら帽子の王道とも言えるつば広で丸型のデザイン。男女兼用で、シリーズの中でも数少ない「あご紐」付きです。
多くの要望に応えて商品化した待望のモデル

麦わら帽子を想像すると思い浮かぶのが今回のモデルではないでしょうか?
つばが広く、クラウンが丸型のスタンダードな麦わら帽子が欲しい!と多くのご要望を多くいただき、このたび商品化しました。
頭部は日本人に似合う丸型を使用

大人向けに使う角丸型でも楕円の欧米型でもなく、日本人に頭がしっかりと収まる昔ながらの型を使用しています。
つばの長さは約8cm。しっかりと日除けが出来る長さです。 長いつばが垂れないように少し太めのしっかりとした麦茎を材料に使用しています。
食料である麦を収穫した後の副産物である茎部分を使い、7本編みで作る「麦わら真田」が帽子の材料です。まさに、サステイナブルな商品と言えます。
通気性に優れ、日除けに最適な「麦わら」素材

麦わらは天然素材です。通気性に優れ、蒸れにくいのが特長です。また、紐状の麦わら真田を円状に重ねて縫製することで、隙間がなく紫外線遮蔽率が高いのも特長で、日除けとしても最適です。昔から、農家の方々に支持されている理由です。
今回は、スポーツの野外観戦やアウトドアなどでも使用をおすすめしているので、あご紐を付けています。風などで飛ばされる心配もなく、また帽子を後ろに垂らして持ち運ぶことも可能です。
7本の麦を紐状に編み上げた麦わら真田が材料

麦わら帽子に使われるのは主に大麦の茎。それを7本組み、真田ひも状に編んだ「麦わら真田」が材料となります。
まず、1本1本手で編み上げられた真田を霧吹きで湿らして縫製。次に型入れして天日で水分を飛ばした後、乾燥させて装飾します。
この縫製→型入れ→装飾という流れを3人で分業して進めていくことで、1つの帽子が仕上がります。
100年以上の歴史と伝統の田中帽子~6代目に引き継がれた老舗の麦わら帽子~

埼玉県春日部市の伝統工芸品である「麦わら帽子」。現在、日本で量産できる工場は少なく、その中でも100年以上の歴史と伝統を誇る老舗が田中帽子店です。
麦わら帽子は、 7本の麦を1本に編んだ材料を使い、1つ1つ職人の手により重ねて円状に縫い上げる独特な縫製方法により作られます。
天然素材である「麦わら」は通気性もよく、日除けにも 最適な夏に欠かせない帽子です。
田中帽子店では、男女・世代を問わず人気の麦わら帽子を、今なお昔ながらの作り方で1つ1つ丁寧に作っています。