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創業200年以上の老舗が作る、鼈甲を使用した至高の耳かき
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希少なべっ甲(鼈甲)素材でできた「耳かき」です。手掛けるのは江戸べっ甲の老舗「石川べっ甲」。
べっ甲素材は「代々引き継いでいく素材」「その価値がある素材」として、歴代の当主達が次期当主に向けて引き継いできた由緒ある素材とされており、そこには多くの「絆」によって大切に扱われ、その深さを伝承していきました。その絆が深いべっ甲素材を「耳かき」という日本の伝統生活雑貨に生まれ変わらせています。
その希少性で注目されるべっ甲ですが、軽量(本品は約1g)で、肌触りが良く、金属アレルギーの心配がなく、適度な弾力が扱いやすく耳を傷つけにくいと、機能面でも耳かきに適している素材です。
また、べっ甲は亀の甲羅を使ったものです。亀は元々「長寿」を意味し、古来より縁起物として崇められてきた。また、他にも「財運」を引き寄せる縁起物でもあります。
専用の桐箱入りでプレゼントとしても喜ばれる逸品です。
無駄にはしない究極のエコで実現
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自然の恵みにより我々に多くの感動を与えてくれる「あらゆる素材」に、我々は感謝しなければなりません。伝統を重んじる職人たちにはその概念が沁みついており、貴重な素材を決して無駄にしません。
今回ご紹介する「耳かき」もさまざまな作品を制作する際に必ず出てくる「端材」を使用した「耳かき」となっています。
「より多くの人たちにべっ甲を知ってもらいたい、使ってもらいたい」という職人の「粋」な計らいが、この商品を作り上げました。命の重さを知っているから、「捨てる」という概念が存在しない職人たちの確たる信念が宿っています。
歴史と伝統を受け継ぎ、代を重ねる毎に磨かれてきた進化した「江戸べっ甲」
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石川べっ甲7代目「石川浩太郎」が作り出す数々の珠玉の名品は、父から受け継ぎ、伝統を重視しながらも、自らの独自性を組み入れながら制作する現代のべっ甲アーティストと呼ぶにふさわしい作品に仕上がっています。
その作品は常識にとらわれず、さまざまな素材をべっ甲に組み込むことで完成されます。
緻密な作業工程を繰り返し作られる作品には「命の灯火」が宿ったような深い味わいを感じさせずにはいられません。
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「べっ甲細工は、厚みがあるほど価値が高まります」と、語る浩太郎氏。その厚みは熟練した職人の技術と手間を使って初めて出せるのだそうです。
今や希少価値が年々高まるべっ甲。わずか数ミリしかない素材を1枚1枚丹念に磨き、水・熱・圧力を加えて張り合わせ、徐々に厚みを出す、伝統的な工程はどの角度から見ても透明感が際立った独特の美しさを醸し出します。
江戸べっ甲屋「石川べっ甲の歴史」
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「石川べっ甲」は享和2年(1802年)に日本橋馬喰町に初代が創業した江戸べっ甲の老舗です。故・代表 石川 英雄は6代目の熟練べっ甲職人で、べっ甲協会のさまざまな取り組みに参加してきました。和装小物を中心に発展し、時計バンドやアクセサリーなど多数の小物を手掛け、新聞・雑誌・TVなどのメディアにもに多く取り上げられ、全国の主要デパートやホテルの催事場にて出店しています。
現在は石川べっ甲の7代目「石川浩太郎氏」が新たな挑戦に取り組んでいます。
べっ甲の歴史と希少性
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南方の海域やカリブ海、インド洋に生息するウミガメの一種「タイマイ」。その甲羅や爪を加工、細工した装飾品がべっ甲細工です。
日本におけるべっ甲の歴史は古く、聖徳太子が小野妹子を「隋」につかわしてタイマイをもたらした頃に遡り、東大寺正倉院にはべっ甲を使った宝物が多数納められています。
中国で生まれたべっ甲細工の技法がポルトガルに入り、江戸時代に日本が鎖国したことにより、べっ甲の原料や加工技術が長崎に伝わりました。
当時「亀」は長寿の印として重宝され、各地の大名たちは「櫛」や「かんざし」などのべっ甲細工を愛用。1665年には長崎出島オランダ商館長が徳川家にべっ甲を献上。久能山東照宮には「徳川家康の眼鏡」とされる宝物が所蔵されています。
そのような歴史を誇りながらも、現在はワシントン条約によってタイマイの貿易が禁止され、日本では1992年限りで輸入が禁止。
べっ甲細工は禁止前に確保した原料で作るしかない大変希少な工芸品です。
メーカー | 江戸鼈甲屋 |
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メーカー品番 | B-0006 |
セット内容・付属品 | 保護ケース付き(桐箱入り) |
サイズ(約) | 全長93×幅5×厚さ2.5mm |
素材・原材料 | 鼈甲 |
重量(約) | 1.5g |
生産国 | 日本 |
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