2022年2月4日
軽くて柔らかく、ゴム紐で脱ぎ履き楽らく!「金谷製靴」当店限定販売のシューズ
「靴の街」として知られる神戸市で1974年の創業以来、紳士靴作りに携わっている「金谷製靴」。熟練した職人が一足一足を丁寧(ていねい)に作り上げる同社の商品は多くの靴好きを魅了。「一度履くとやめられない」「柔らかな履き心地が抜群」などと、たくさんのファンから支持を得ています。
産経ネットショップは金谷製靴認定の販売店として2013年から取扱いを始めましたが、累計販売数は1万足に迫る勢いで、年々、その注目度が高まっています。
そんな同社の製品で、産経ネットショップでしか買えない限定モデル「楽らくゴム紐の柔らか牛革シューズ」が軽くて、柔らかく、脱ぎ履きもしやすいと好評です。
そこで、その人気の秘訣を探るべく、実際にその履き心地を体験し、「なるほど」とうなるポイントや機能性などを紹介していきます。
まるでスリッポンにように脱ぎ履き楽々なゴム紐仕様
限定モデルは、一見、普通のレースアップウォーキングシューズのように見えますが、実は紐がゴムのため、まず脱ぎ履きする際に紐を解いたり、縛ったりする必要がありません。まるでスリッポンのように脱ぎ履きが楽ということで、まずはその“入り口”に驚かされました。
足囲はゆったりとした4E(Eの数が大きいほど幅広)サイズで、「だんびろ甲高」と言われる日本人の足型にあった形を採用。そのため、足指が締めつけられにくく、また、足なりでつま先上りのオリジナル木型で作られていることから、「歩きやすそうだな」という感想が履く前から沸いてきます。
上質で丈夫ながら柔らかなクッション!片足約300グラムと驚きの軽さ
幅広サイズをとりながらも、その一方で、スマートな印象を与える工夫も施されています。両サイドからつま先まで伸びる2本線が視覚効果として作用しており、このラインが、靴の横幅を絞らせたように細く見せてくれます。
素材にもこだわりが見え、天然の「皺」(シボ)が味わい深い上質な牛革を使用。兵庫県姫路市のタンナー(皮革製造業者)から問屋を通さず直接仕入れた革は、とにかく柔らかく、すぐに足に馴染んでくれそうです。
作りは、ソール側を引っ張りあげて、縫い合わせる意匠的なオパンケ製法を採用しており、これにより包み込まれるようなフィット感を実現。さらに底剥がれがほとんどなく、丈夫な設計になっています。インソールは、クッション性と通気性のよい素材を張り合わせた二重構造の衝撃吸収ディンプルを中敷きに使用。これが、足を踏み込む際の衝撃と関節にかかる負担をやわらげてくれます。底材には発泡ラバーを採用。厚めの底で歩行時の衝撃をしっかり吸収しますが、返りもよく、歩行時の足の動きにしなやかにフィットします。そして注目すべきはその軽さ。片足約300グラムという重量はさすがの一言で、これはスニーカーとほぼ同じ軽量になります。
しっかりとフィットして爽快な歩き心地
以上が簡単な商品説明。これらの情報を踏まえたうえで、その醍醐味を味わうべく、いざ屋外へ。12月某日、この靴を履いて会社周辺の街並みを実際に歩いてみました。
サイズは24~27センチまで用意されており、この日は、プライベートのスニーカーに合わせて26センチを選択。社内での試し履きでは大きさはピッタリで、靴の中で足が滑ったり、かかとやつま先などの窮屈さもまったくありませんでした。足を入れたときの第一印象は「柔らかいな」。ストレスを感じさせないその履き心地にまず驚かされました。また、先ほど触れたとおり、紐がゴムのため、とにかく着脱が楽。スポっと足が入り、フィット感も最高。脱ぐときも片手で対応できるため、これらなら、ひざや腰に不安を抱える方も気軽に履けるのではと感じました。
当日は天気がよく、暖かかったため、深く考えることなく「とりあえず皇居の方へ…」と出発。コロナ禍でテレワークが続いていたこと、そして、久々の都内ということで、気持ちだけでなく、自然と足取りも軽くなりました。
普段、新しい靴をおろした場合は、どうしても足元に意識が持っていかれがちですが、この靴の場合、その作りからくる歩きやすさのせいか、そういった心配はほぼなし。新品特有の靴擦れなどはなく、気がつけば、皇居から行幸通りを抜けて、JR東京駅前まで足を延ばしていました。軽快なリズムで30分以上歩き続け、心地よい汗をかきましたが、足への疲労感はまったくなし。まるで履きなれた靴で散歩したような爽快(そうかい)感を味わうことができました。
色はブラックとキャメルの2色展開。この日はチャコールグレーのスーツだったため、全体のバランスを考えて、ブラックを選びました。ビジネスシーンとの相性もよく、仕事以外のプライベートでも、長時間歩く旅行やドライブなど、幅広いシーンで活躍しそうです。
熟練の職人が仕上げたメイドインジャパン
通常、革靴は足になじむまで多少時間がかかるものですが、同社の金谷昌國社長は「うちの靴は最初から柔らかいから、たぶん靴ズレすることはほとんどありません」と自信をのぞかせます。
そして、10工程以上の作業のすべてを神戸の熟練職人が担当。理想の履き心地を実現するため、見えないところにお金をかけ、広告宣伝はせずに量販店をメインにした地道な活動を展開してきました。貴重な「メイドインジャパン」でありながらも、手に取りやすい価格設定ができるのは、こうした営業努力の積み重ねの結果と言えそうです。
金谷社長の「靴は一日履いて痛かったら二度と買ってもらえない。この靴より安い中国製と見栄えは一緒でもメイドインジャパンで日本の職人が作っている。そこは履いてもらったらきっとわかってもらえるはず」という言葉が響きます。
価格は1足1万2,900円(税込み)。サイズ交換は商品到着後14日以内であれば1回のみ無料でお受けし、返送料、再送料は当店で負担します。破損・汚損・においの付着など商品に使用感が見受けられる場合、商品タグの紛失や破損がある場合や、商品の入っていた箱(袋)の紛失や破損がある場合は交換不可となります。試し履きの際は、靴下の着用をお願いいたします。交換については、ご利用ガイド「返品・交換」を必ずご確認の上、お申し込みください。
価格や仕様などの情報は掲載日時点のものです。