ひんやり心地よい麻寝具。吸湿・放湿性が高く、汗をかいても布団内を快適に保ちます。産経ネットショップでは1944年創業以来、近江の麻と共に歩み、麻製品の製造に関わってきた滋賀麻工業の手掛ける「リネンヘンプ」の寝具をご紹介します。
「リネンヘンプ」の寝具 商品一覧
古来より、日本で夏の涼に使われてきた「麻」
高温多湿な日本の夏。湿気や汗でベトつき、なかなか寝付けなかったり、冷房をつけたままで寝て体調を崩してしまうという人も多いのではないでしょうか？
そこで、汗をかいてもベタつかず、サラッとした快適な肌ざわりをキープする。そしてたくさん汗をかくので自宅で洗濯ができ、すぐ乾く寝具が理想です。実はそんな理想を叶えてくれるのが「麻」を使った寝具です。
昔から日本では夏には麻を使うという習慣があります。シャリっとした肌ざわりが特長で、吸湿性と放湿性が高く、汗を吸ってもためずに放出して、肌にまとわりつかずサラッとした使い心地です。熱伝導率が高く、体の熱を奪い、奪った熱を放つ力があるので常に温度を低く保つ働きがあります。そんな高温多湿の日本の夏に適した機能を持った素材を何年も昔から好んで使用していたのです。
リネンとヘンプの長所と組み合わせた生地を使用
麻といっても種類はさまざま。その中から、縦糸にリネン、緯糸にヘンプを使って織り上げた生地で寝具を作りました。
リネンはソフトでしなやかな風合いで、毛羽立ちが少ないのが特長。フランス産の上質なリネンを使用し、滑らかで心地よい肌ざわりに仕上げています。
ヘンプには害虫に強く、早く成長するため、農薬や除草剤を使わず栽培ができます。また、天然の抗菌性があり、消臭効果があります。汗や湿気の吸収・発散性、通気性にも優れています。
その２つの素材を合わせることで、シャリ感もあるが滑らかで優しい肌ざわりと、汗を吸ってもすぐ発散して、快適な寝床環境をキープ。そして抗菌性があり、汗や皮脂などのニオイが付きにくいという特長のある生地に仕上げました。
また、敷きパッドと肌掛け布団には特殊な麻わたを使用することで手軽に洗え、暑い夏も熱や湿気がこもらず、一晩中さわやかな眠りを提供します。
▲上質なフランス産リネンを使用
▲抗菌性のあるヘンプ
▲洗うほど柔らかく
▲独自に開発した麻わた
日本の麻産業を支える滋賀麻工業
滋賀県、琵琶湖の東岸にある「近江の麻」の湖東産地は、麻の製織・加工に欠かせない高い湿度と美しい水に恵まれ、麻織物の産地として発展してきました。
その地に1944年創業した滋賀麻工業株式会社は伝統を重んじながらも、麻のさらなる可能性を追求し、麻の魅力を伝える製品作りを続けています。
本製品は滋賀麻工業の自社工場と地域の協力工場を中心に生地から裁断、縫製まで丁寧に作り上げられています。
