南海トラフ巨大地震で津波の想定が34メートルと示されたことにも負けず、あきらめない町を目指す高知県黒潮町が、災害時の非常食にもなる「おいしいグルメ缶詰」を作りました。カツオやシメジ、黒糖など地元の食材を使い缶詰とは思えないおいしさが自慢です。毎日食べたい非常食をテーマに地元の栄養士とシェフの協力で作った美味しさにこだわった缶詰。食品の7大アレルゲン(えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生)は一切使っていないから安心です。日常の食卓はもちろん非常時でも家族みんなで食べることができます。
すべての商品は、空き箱が非常用トイレにもなる「わが家の備え食」と併せてお買い求めいただけば、備蓄用缶詰の賞味期限が近づいたら食べて新しい缶詰を買い足すという黒潮町が提案する「ローリングストック(循環備蓄)」の習慣を実践できます。
大人気の四万十うなぎの蒲焼、ひつまぶし、贅沢アヒージョ3種の贅沢セット
発売から大人気の四万十うなぎ蒲焼とひつまぶしに加えて、贅沢アヒージョをセットにしました。四万十うなぎは、自然豊かな高知県四万十町で約40年間も徹底した生産管理のもと、綺麗な地下水と餌にこだわって育てられています。うなぎ独特の臭みがなく、やわらかな風味ある肉質が特長です。
四万十うなぎ 蒲焼き ×1缶
うなぎの頭からとった出汁と黒潮町産黒糖を使ったタレでふっくらと、また骨までやわらかく仕上げました。ご飯にのせてうな重として、そのままおかずやお酒のつまみとしてもお楽しみください。
●原材料名
ニホンウナギ(高知県産)、米発酵調味料、料理酒、砂糖(上白糖、黒糖)、みりん、合わせだし、発酵調味料、鰹節パウダー、唐辛子/増粘剤(加工でんぷん)
●内容量
固形量80g、内容総量110g
四万十うなぎ ひつまぶし ×1缶
うなぎの頭からとった出汁と黒潮町産黒糖を使ったタレでふっくらと、また骨までやわらかく仕上げました。骨は細かく刻んでいますので、そのままおかずやお酒のつまみとして、あるいは薬味やお出汁をかけてひつまぶしとして2度3度お楽しみください。
●原材料名
ニホンウナギ(高知県産)、米発酵調味料、料理酒、砂糖(上白糖、黒糖)、みりん、合わせだし、発酵調味料、鰹節パウダー、唐辛子/増粘剤(加工でんぷん)
●内容量
固形量65g、内容総量110g
四万十うなぎ 贅沢アヒージョ ×1缶
四万十うなぎとマッシュルームを、まろやかなニンニク風味のアヒージョに仕立てました。うなぎとマッシュルームの違う食感をお楽しみいただけます。味は当然のことながら、缶を開けたときの美しさにもこだわり、1缶1缶を手作業でじっくり時間と愛情をかけて製品にしています。
●原材料名
ニホンウナギ(高知県産)、マッシュルーム、菜種油、オリーブ油、天日塩、にんにく、ブラックペッパー、赤唐辛子
●内容量
固形量75g、内容総量103g
南海トラフ地震で最大34メートルの津波が想定された町だからこそ
高知県黒潮町は「防災の町」。2012年3月に国から公表された南海トラフ巨大地震の想定で、34.4メートルという日本一高い津波が押し寄せる可能性が示されました。これまでも人口減少や産業衰退が課題となっていましたが、当時はこの想定を受け、さらなる人口流出につながる「震災前過疎」や「避難放棄」といったマイナス思考に陥りがちでした。しかし、この厳しい想定をバネに町に新しい産業を興し雇用の場を確保するための「黒潮町新産業創造プロジェクト」が始まります。そのひとつが防災関連産業への進出を目指して立ち上げた「黒潮町缶詰製作所」。地元の海で獲れる魚介や野菜など地域の食材を詰め込み、防災食としてはもちろん、日常的に食べたくなるおいしさを追求したグルメ缶詰を作っています。
黒潮町では「循環備蓄型食事提供黒潮町モデル」を提案し、町内の高齢者施設で毎月1回、防災の日を設けてローリングストック(循環備蓄)を実践しています。