「AM faceとPM face」1日を表す2つのfaceを腕時計のダイヤルで表現しました。
午前は爽やかな「白」仕上げに1~12中心のスッキリとした数字の配置。
午後は精悍な「黒」仕上げに13~24をメインとした数字の配置で活動的なニュアンスを表しています。
時計の時間表示と使う人の1日のストーリーが重なるアプローチです。
ダイヤルの下地に施した円周模様が、見る角度により数字を浮き上がらせ、顔(Face)の表情に深みを与えています。
午前の1~ 12。
午後の13 ~ 24。
午前の色と午後の色。
ひとそれぞれの1日。自分に合った、時の選択。
DESIGNER 岩崎 一郎(Ichiro Iwasaki)
1965 年東京生まれ。ソニー(株)デザインセンター勤務の後、渡伊。
ミラノのデザイン事務所を経て帰国後、1995年にイワサキデザインスタジオ設立。国内外の企業と協働し、テーブルウェアや照明器具、家具などのインテリア用品から、デジタルカメラ、携帯電話などの精密電子機器まで、プロダクト全般のデザインを手がけている。グッドデザイン賞・金賞、iF デザイン賞・金賞、Red Dot デザイン賞 Best of the Best、ドイツデザイン賞・シルバーなど、主要国際デザイン賞を多数受賞。
東京藝術大学及び、多摩美術大学非常勤講師。
3針のシンプルな腕時計
極めてミニマルなデザインに、要素をそぎ落とすのではなく、ダイヤルの下地に施した円周模様や、インデックスの数字(am・pm)などわずかにストーリーを足すというデザイン。 AM face、PM face
AM face(白文字盤)のインデックスの外周の数字は12を頂点に時計回りに1、2、3…と並び、内側にpm時間を抱え、PM face(黒文字盤)は外周が24、13、14、15…となり、内側がAM時間という構成。
腕なじみのよいサイズ感
直径39mm、厚み9.2mmの腕におさまる適度なサイズとシンプルなデザインは、男性はもちろん、女性にも楽しんでいただけます。1つのケースに対照的なカラーのダイヤルから成るラインアップは、家族やカップルがそれぞれに持ち合うことで、コーディネートの幅を広げます。