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2022年3月1日

仕事着にもルームウェアにも ヘビロテ確定の「有木 大吟醸メンズパンツ」

仕事着にもルームウェアにも ヘビロテ確定の「有木 大吟醸メンズパンツ」

産経ネットショップで人気を博している、「有木 大吟醸メンズパンツ」(税込み16,500円、送料無料 )。実際に数日間はいて試した結果をレポートします。

高いフィット感と折り目ある見た目が仕事着に好適

大吟醸メンズパンツは「きれいに折り目がついたきちんと感のあるスラックスのように見えて、スウェットのように体になじむ、とてもはき心地のいいパンツ」とのこと。
通信販売でパンツを買おうとすると、サイズが試せないうえ、届いてからでないとはき心地がわかりませんよね。
だから普通は、サイズを理由とした返品や交換が1~2割あるんだそうですが、この商品に限っては今のところ返品・交換がほとんどないのだとか。
いろんな体格の人にフィットしやすい柔軟性を持ったパンツなんですね。

筆者は、身長174センチ、ウエスト78センチ。BMI=22.8の53歳、S~LLまで4サイズある中、今回試着したのはMです。
ここ1年近く、ほぼテレワークで働いていることもあって、普段自宅での仕事中は、チノパンやデニム、時にはルームウェアのままなど、リラックスできるカジュアルなパンツを着用してきました。
筆者がこういう折り目のついたパンツをはくのは久しぶりで、シワになったり、折り目が崩れたりするのが気になって落ち着かないんじゃないか、とはく前は少し構えていました。

仕事着にもルームウェアにも ヘビロテ確定の「有木 大吟醸メンズパンツ」

ところが、いざはいて1日仕事をしてみると、ストレッチ素材の生地が体のラインによくなじみ、肌触りも上々。よくフィットするのに、お尻やひざ周りなど、伸びて負荷がかかる部分の窮屈さも感じませんでした。
はいていることを忘れる…とは言わないまでも、普段はきなれたパンツとは生地の質感、フィット感ともに全く異なるにもかかわらず、違和感はありませんでした。
むしろこの高いフィット感が、気持ちを少し引き締めてくれたように思えたほどです。
折り目がきちんとついたセミフォーマルな見た目ですから、オフィスに出勤する時の仕事着としても使える、という印象を持ちました。
生地の滑りが良く、脱ぎはきも引っかかりなくスムーズなのも好印象。

もったいないけど、部屋着にも使える

仕事着にもルームウェアにも ヘビロテ確定の「有木 大吟醸メンズパンツ」

ランチの後、少し仮眠を取るべく、あえてこのパンツをはいたままベッドに寝転がってみました。
横になったまま、ひざを曲げたり伸ばしたり、寝返りを打ったり、腰をひねったり…。どんな体勢をとっても、やはり特定のパーツが引きつったり、窮屈に感じたりすることなく、体に沿って柔軟にフィットしてくれます。
これならルームウェアとしても活躍してくれそうです。ちょっともったいない使い方かもしれませんが。

抜群の伸縮性と吸水速乾性をウォーキングで実感

仕事が終わった後は、気分転換と運動不足解消を兼ねて1時間ほどウォーキングへ。
まずは、足の屈伸やアキレス腱伸ばしで準備運動。素早い体の動きにもストレッチ素材がしっかり追従してくれます。
ひざを完全に屈めた、生地に最大の負荷がかかる状態でも、ウエストは総ゴムで程よくしまっており、後ろ側が下に引っ張られてずれてしまうようなことはありません。
歩き始めると、スポーツウェアのようにフィットして生地がほとんどバタつかず、非常に歩きやすかったです。
ただ、通気性が非常に高いので、外気温が10度を切った2月上旬の日没後ではさすがに寒い(笑)。冬場でも屋外で着用したい場合は、スパッツや防寒下着などと合わせるのが良さそうです。

この通気性が生きるシチュエーションを試そうと、休日の昼のウォーキングで、もう一度着て歩いてみました。
外気温12度でしたが、日なたはポカポカと暖かく風も弱かったため、歩いていると徐々に体が温まってきて、首の周りにはうっすら汗が。
しかし、大吟醸メンズパンツに包まれた足は、その通気性、吸湿性の良さが程よく熱を外に逃がしてくれているようで、快適さを保っていました。
まさに、暖かくなるこれからの季節、ゴルフやハイキング、ランニングといったスポーツはもちろんのこと、旅行や各種イベントなどのアクティブな場面で、長時間心地よさをキープできる頼もしい相棒になってくれることでしょう。

折り目キープもシワは残らず

仕事着にもルームウェアにも ヘビロテ確定の「有木 大吟醸メンズパンツ」

ところで、体験記事を書くにあたり最初に気になったのが、「大吟醸メンズパンツ」というネーミングでした。
洋服に、日本酒で使われる「大吟醸」と銘打ったのはどういうことだろう、と。資料によれば、大吟醸というのは、生地の名前で、非常によく伸びるうえに復元性が高いのが特徴とのこと。

丸2日はいたパンツを広げて見てみると、たしかに、折り目がアイロンを当てたかのようにしっかり残っているだけでなく、座っていた時間が長かったのに、足の付け根やひさ裏など、曲がっていた部分にほとんどシワが寄っておらず、安物のストレッチ素材のように膝頭のあたりが伸びたような感じもありません。
ハンガーに吊るすと、おろしたてにしか見えないくらいです。
改めて、オフィスに着ていく日々の仕事着に向いていると感じました。

自宅で洗えてすぐ乾くからヘビロテ確定

乾きやすさを試すため、自宅で洗濯してみました。手洗いの表記がありましたので、洗濯ネットに入れて「手洗いモード」に設定した洗濯機で洗い、晴天の日中、ベランダで日干ししました。
一緒に洗った綿のチノパンが日没までに乾ききらなかったのに対し、大吟醸メンズパンツは干してから2時間後には、布地が重なって日が当たらない風通しの悪い部分まで完全に乾いており、速乾性は抜群。
はいているときに感じた通気性の良さからある程度は予想していましたが、こんなにすぐに乾くとは。
ウエストを上にして吊るして干すだけで、シワが寄ることもなく、折り目も保たれていました。
もし軽くシワがついても、手でひっぱれば簡単にとれるそうです。手入れが楽なのは、実は一番うれしいポイントかもしれません。ついついヘビーローテーションしてしまいそうです。

折り目キープもシワは残らず

仕事着にもルームウェアにも ヘビロテ確定の「有木 大吟醸メンズパンツ」

また、生地の密度が高いのも特徴で、今回試用したホワイトのパンツにあえて黒い下着を合わせてみたのですが、本当によく見ないとわからない程度にしか透けなかったのは驚きました。
なお、紫外線を99%カットするとのことなのですが、短期試用のため、残念ながらこれは確認できませんでした。

カジュアルな着こなしも意外とイケる

ここまで機能性を見てきましたが、この商品はファッションアイテムでもあります。
ブラック、グレー、ベージュなどの5色展開の中からネイビーとホワイトを選び、どんなコーディネートが合うか、考えてみました。

仕事着にもルームウェアにも ヘビロテ確定の「有木 大吟醸メンズパンツ」

まずはネイビーとワイシャツと合わせたビジネスシーン。
ストレッチ素材のパンツですが、折り目がしっかりついて、ベルトループもあるので、飾りベルトや革靴と合わせれば、セミフォーマルが違和感なく決まります。
ウエストは総ゴムですので、サイズが合っていればベルトなしでも落ちてくることはありませんが、見た目を考えるとベルトをしたほうが引き締まって見えますね。
ホワイトは生成りでなく漂白したように真っ白なので、濃紺のジャケットと合わせてメリハリをつけると若々しく着こなせそうです。

仕事着にもルームウェアにも ヘビロテ確定の「有木 大吟醸メンズパンツ」

次にカジュアルなシーンですが、ネイビーは春らしいピンクのポロシャツと合わせてみました。
パンツだけだと地味な色合いですが、明るめの色のアッパーと合わせるとグッとくだけた雰囲気に。ホワイトには厚手の生地のTシャツを。スニーカーやキャップと組み合わせれば、眩しい白が引き立つスポーティーな装いに仕上がります。

正直に言うと、パンツ単体だとフォーマル寄りに見えるため、実際にいろいろな組み合わせを試す前は、カジュアルな着こなしは難しいかなと思っていました。でも、コーディネート次第でカジュアルもまったく問題ありませんでした。ヘビロテ要因、もう一つ加わりました。

注意したいのは、股下のサイズが72センチ1種類のみということ。
筆者にはジャストサイズでしたが、少し長い場合は、内側に折り込んではいても、生地にハリがあるので落ちてきにくいようです。
あるいは、はく時のウエストの位置を上げ下げしても調整できますが、それでも合わない場合は、近所のお直し屋さんに依頼してみましょう。

スキのない機能性にプレーンなデザインが生きる万能パンツ

春夏用としては、動きやすくはき心地よく、吸水・速乾性も抜群で、洗濯・乾燥など手入れも簡単…と機能性は文句なし。
デザインもセミフォーマルなので、冠婚葬祭など特別な場面を除けば、仕事着や気軽なルームウェアまで、日常の幅広いシーンに対応できます。
さまざまな特徴がある中でも最大のポイントはやはり動きやすさ。スポーツや旅行など体をよく動かす機会に着用すると、このパンツの良さが一番わかるのではないでしょうか。

唯一気になることがあるとすれば、生地の素材感でしょうか。
伸縮性のあるニット生地なので、ある意味当たり前なのですが、目を近づけてみると、いわゆるジャージっぽさが感じられます。
ただ、密度が高いので少し離れればわかりませんし、日頃からストレッチ素材の服を着用している方にはそもそも気にならないでしょう。

スタイル維持を切望する女性たちから支持され続けるメーカー

最後にメーカーの有木について少し。

縫製工場など衣類メーカーの多い広島県福山市に1951年創業したボトム専用メーカーで、使う生地は糸の開発からかかわり、裁断・縫製・仕上げまで純国産にこだわっているとのこと。
ファストファッションの安さに慣れてしまった筆者の目から見ると、決して安い買い物とは言えませんが、こうした素材へのこだわりを知ると、なるほどとうなずけます。

仕事着にもルームウェアにも ヘビロテ確定の「有木 大吟醸メンズパンツ」

女性用ボトムメーカーとしてテレビの通販番組や百貨店などで人気とのことで、年齢とともに変化する女性の体型をカバーし美しく見せるパンツは、累計販売数1000万本を超えているそうです。ひょっとすると、身近な女性の中にも愛好者がいるかもしれませんね。
今回は短期試用でしたので、耐久性については試せていませんが、スタイルを美しく保ちたいと切望し、商品を厳しい目で見定めてきた女性たちの期待に応え、支持され続けているメーカーですから、そこも期待できそうです。

届いてから14日以内であればサイズ交換可能(※)で、返品往復送料も1回は無料とのことですから、気軽に注文しやすいのも嬉しいですね。

※破損・汚損・においの付着など商品に使用感が見受けられる場合、商品タグの紛失や破損がある場合や、商品の入っていた箱(袋)の紛失や破損がある場合は交換不可となります。試し履きの際は、靴下の着用をお願いいたします。交換については、ご利用ガイド「返品・交換」を必ずご確認の上、お申し込みください。

価格や仕様などの情報は掲載日時点のものです。