
ふかふか毛布に足を入れた時の感じを思い出させてくれるあったかソックスです。
厚みのある起毛で足もとの冷えをシャットアウト。フローリングの冷えから守ります。
これ一枚でも十分に暖かいですが、カバーソックスとしても手軽に重ね履きもしていただけます。
まるで毛布を履いているようなあたたかさ
裏はふかふかのもちはだ起毛「極厚地」。まるで毛布に足を入れているような、あたたかさとクッション感です。フローリングの床でも重ね履きしないで、スリッパいらずの保温力です。
裏は全面起毛。ゴム編みでずれにくい
履き口のゴム編みは約6センチ。土踏まずの箇所には約3センチのゴム編みを施してありますので、ズレを防止します。
裏は履き口の約1センチを除いて全面もちはだ起毛。肌触り優しく、ふかふかぬくぬくです。
筒状なのでフリーサイズ

もちはだハイソックスは、かかとのない筒タイプのデザイン。お子さまから大人の男性まで、サイズを気にせず履いていただけます。
世界的冒険家植村直己氏が南極大陸冒険に使用
1982年1月、南極大陸3,000キロの犬ゾリ走破と同大陸最高峰ヴィンソン・マシフ(5,140メートル)登頂のため、日本を出発。積年の夢であったこの計画に、植村直己氏が選んだ靴下は、もちはだの起毛を施したものでした。この靴下は、植村直己冒険館(兵庫県豊岡市)に展示されています。
特許製法「ワシオ式起毛」の秘密

兵庫県加古川市の靴下メーカー「ワシオ」が1970年に靴下の編機を改良して発案した編機から、丸編円筒起毛生地「もちはだ」が誕生しました。
一般の方法とは異なるオリジナルの起毛方法は、抜群の保温力とやわらかな風合いを生みだし、以降、防寒インナーとして、長年にわたり多くの方々にご愛用いただいています。
■もちはだの起毛方法
特許もちはだ起毛は特殊ブラシを用いて、ループ形状を残したままムラなく起毛し、ソフトでボリューム感のある生地を生み出す円筒起毛です。写真下部のようなウェーブは、製法特許による起毛でしか得ることはできません。
■もちはだ起毛と一般起毛の違い
一般的には、編み上がり後、別の起毛装置にかけて起毛する方法が常識とされていますが、この方法ではループを完全に破壊する為、起毛の特徴である保温性などに欠点が見られます。同社では、この欠点をなくすため永年にわたって研究を重ね、ループ形状を残したまま、しかも織りながら同時に円筒方向に起毛することを開発しました。

写真のように起毛部分のパイルを引き出してみると、パイルの頭頂部のみに起毛され、ループの糸が切れていないことがわかります。
空気の層であたためる。抜群の保温性
もちはだの起毛によって実現した厚い空気層は、外気を遮断し、体温を外に逃さないことで高い保温性を実現します。また、余分な汗は裏地から表へ移動し発散されるので、蒸れづらく快適です。
ループ部が切れていないことによって出来るループ内の空気層と、たっぷりとした起毛部分にできるループ上部の空気層。これら2つの空気層が見えないベールとなって、外気を遮断し体温の放出を防ぐので、抜群の保温力となるのです。

もちはだとほかの生地との保温性を比較したグラフです。一定の条件下で保温率を比べると、もちはだの保温力が他の素材や起毛と比べて高いことが証明されています。
オリジナルの糸を使用
もちはだの製品には、アクリル・ウールの混紡バルキー糸を使用しています。ウールよりも軽く、ソフトな風合いがあります。
・保温性が高く、ふっくらあたたか
・弾性回復率がよく、シワになりにくい
・染色性が良い
・太陽光線などによる耐光性が良い
日本の工場でゆっくりと丁寧に編立てています
B式編み機をベースに考案された丸編み機は、起毛を均一にするために編立てのスピードはゆっくり。アナログ的で古い機械のため、部品は職人たちが現場で手作りをし、日々メンテナンスと調整を行い続けています。
健康的でより快適に身に着けられるために、時間と手間をかけて生み出されるワシオ式起毛生地。高い保温性と高い肌触りの特別な一枚をぜひお試しください。