
ホットウェアー3671はきめ細やかな起毛が特徴で、ふんわりやわらかな肌触りです。
お洗濯後も変わらない風合いと起毛で、心地の良い肌触りを長くご愛用いただけます。
起毛+パイル部分に、体温で温めた空気をたっぷり含んでいるから、ふんわり軽やかで着心地もソフト。心と身体に優しい肌着です。
伸縮性に優れ、体の動きを妨げないストレッチ性を実現。適度なフィット感で体を包み、ストレスフリーな着心地をお届けします。
薄手なので、着ぶくれしにくく、デイリー使いやスポーツシーン、ビジネスシーンにまで幅広く使える防寒インナーです。
アウターから見えにくい深めの衿ぐり

インナー1枚で冷え攻略、着た瞬間から暖かさキープ。もちはだ起毛は体温で温めた空気を編地のループ内と起毛に蓄えて身体を覆って保温する仕組みです。
衿ぐりは深めに設定し、アウターから見えにくいようにしました。
腕の動きもスムーズな脇マチ
ストレッチの効いた生地で動きやすく楽らく。ラグラン袖仕様と脇にマチを設けているので、アームホールの締めつけもなく腕の動きもスムーズです。屋外での作業などの激しい動きにも窮屈さを感じることもありません。
ずり上がりにくいぴったりフィットのゴム編み
裾部分と袖部分のゴム編みで、ぴったりフィットします。ずりあがりにくく、外の冷たい空気の侵入を防ぎます。
特許製法「ワシオ式起毛」の秘密

兵庫県加古川市の靴下メーカー「ワシオ」が1970年に靴下の編機を改良して発案した編機から、丸編円筒起毛生地「もちはだ」が誕生しました。
一般の方法とは異なるオリジナルの起毛方法は、抜群の保温力とやわらかな風合いを生みだし、以降、防寒インナーとして、長年にわたり多くの方々にご愛用いただいています。
■もちはだの起毛方法
特許もちはだ起毛は特殊ブラシを用いて、ループ形状を残したままムラなく起毛し、ソフトでボリューム感のある生地を生み出す円筒起毛です。写真下部のようなウェーブは、製法特許による起毛でしか得ることはできません。
■もちはだ起毛と一般起毛の違い
一般的には、編み上がり後、別の起毛装置にかけて起毛する方法が常識とされていますが、この方法ではループを完全に破壊する為、起毛の特徴である保温性などに欠点が見られます。同社では、この欠点をなくすため永年にわたって研究を重ね、ループ形状を残したまま、しかも織りながら同時に円筒方向に起毛することを開発しました。

写真のように起毛部分のパイルを引き出してみると、パイルの頭頂部のみに起毛され、ループの糸が切れていないことがわかります。
空気の層であたためる。抜群の保温性
もちはだの起毛によって実現した厚い空気層は、外気を遮断し、体温を外に逃さないことで高い保温性を実現します。また、余分な汗は裏地から表へ移動し発散されるので、蒸れづらく快適です。
ループ部が切れていないことによって出来るループ内の空気層と、たっぷりとした起毛部分にできるループ上部の空気層。これら2つの空気層が見えないベールとなって、外気を遮断し体温の放出を防ぐので、抜群の保温力となるのです。

もちはだとほかの生地との保温性を比較したグラフです。一定の条件下で保温率を比べると、もちはだの保温力が他の素材や起毛と比べて高いことが証明されています。
オリジナルの糸を使用
もちはだの製品には、アクリル・ウールの混紡バルキー糸を使用しています。ウールよりも軽く、ソフトな風合いがあります。
・保温性が高く、ふっくらあたたか
・弾性回復率がよく、シワになりにくい
・染色性が良い
・太陽光線などによる耐光性が良い
日本の工場でゆっくりと丁寧に編立てています
B式編み機をベースに考案された丸編み機は、起毛を均一にするために編立てのスピードはゆっくり。アナログ的で古い機械のため、部品は職人たちが現場で手作りをし、日々メンテナンスと調整を行い続けています。
健康的でより快適に身に着けられるために、時間と手間をかけて生み出されるワシオ式起毛生地。高い保温性と高い肌触りの特別な一枚をぜひお試しください。