仏像に一番近い芸人みほとけがプロデュース。コンセプトは「お寺巡りやお散歩のお供に最適なお財布」。5種類のお財布にはそれぞれ仏教的な意味が込められており、御守りとしても活用できる優れものです。
財布の掛け紐を留めるチャームは、仏教の五輪塔をもとにみほとけさんが描き下ろしたモチーフを採用。日本人には櫛(くし)の材料としてもなじみ深い柘植(ツゲ)材で作っているのもポイントです。
誕生のきっかけは「鎌倉今村」の道中財布を目にした瞬間
みほとけさんがミス鎌倉を務めていた頃に鎌倉の老舗呉服店でふと目にした「鎌倉今村」の布地のお財布。コンパクトでありながら、紐で巻いて使う構造がとても新鮮で、その瞬間この財布の構想が沸き上がったそうです。その想いを鎌倉今村に告げて、この商品の制作が決定しました。
こだわりのポイントは、道中財布の伝統的なデザインを活かしつつ、キャッシュレス時代に合わせた仕様にした点です。そんなわがままを鎌倉今村が見事カタチにして、みほとけさんの考える理想的な和の財布が完成しました。
【手仕事工房 鎌倉今村】
日本人が大切に紡いできた針仕事を次代に継承するため、2000年秋、鎌倉の路地裏の小さな工房として誕生。創業以来20年余り、メイド・イン・ジャパンという責任とプライドを持って、鎌倉生まれの布小物を世に送り出しています。
■使い勝手へのこだわり
紐でぐるぐると巻くのが特徴の道中財布に対して、掛け紐をチャームに引っ掛けるだけで簡単に三つ折りにできる簡便さにこだわりました。
■柘植のチャーム
描き下ろしたイラストを立体彫りした柘植製のチャーム。チャームの裏側には監修の証としてみほとけマークが刻まれています。
■安心の収納力
コンパクトでありながらも、お札も小銭もしっかり収納。キャッシュレス時代にふさわしくカードを4枚まで収納できる仕様にしたのもこだわりのポイントです。
■色柄へのこだわり
表と裏の生地の色柄の組み合わせに徹底してこだわりました。
「五輪塔」に着想した5種類のラインナップ
お釈迦様の体であり、仏教の教えの5大を表す「五輪塔」に想を得た5種類をラインナップ。宇宙を構成する地・水・火・風・空の5つの要素をそれぞれの財布のテーマにして、基調となる生地の色、デザイン上のアクセントとなる掛け紐の留め具(チャーム)で表現しています。チャームの素材は、使い込むほどにきれいなあめ色に変わる柘植を使用。その表に五輪塔に想を得てみほとけさんが描き下ろしたイラストを立体彫りし、裏にはみほとけさんのロゴマークを刻印しました。
「邪鬼」
テーマは五輪塔の「地輪」。地輪は仏陀の体の色「金剛(こんごう)」を表すことから表地に黄色の布を選びました。仏教では堅固な大地を意味し、福徳や繁栄をもたらします。
チャームには、足元をしっかり支えてくれる「邪鬼」をあしらいました。いつもは仏様に踏まれている邪鬼。その屈強な腕と脚で「あなたを支えることができて嬉しい!」と思っているかのような、ちょっと楽しそうな表情にご注目ください。
「木魚」
テーマは五輪塔の「水輪」。水輪は仏陀の歯の色「清浄(しょうじょう)」を表すことから表地に白い布を選びました。仏教では流れる水を意味し、災厄を取り除くとされます。
チャームには、どんな時も眠らずスイスイ泳ぐ魚をイメージし「木魚」をあしらいました。見たら思わず笑顔になってしまうような”おとぼけ顔”にしましので、一緒にいたら楽しい旅になりそうですね。
「達磨」
テーマは五輪塔の「火輪」。火輪は仏陀の血液の色「精進(しょうじん)」を表すことから表地に赤い布を選びました。仏教では燃え上がり上昇するものを意味し、和合や親睦をもたらします。
チャームには、坐禅修行にひたすら励み精進する中国の僧侶・達磨大師がモデルの「達磨」をあしらいました。両目を見開き気迫に満ちた表情ながらも、予想以上に男前な仕上がりとなっています。
「五劫思惟阿弥陀」
テーマは五輪塔の「風輪」。風輪は仏陀の袈裟の色「忍辱(にんにく)」を表すことから表地に黒い布を選びました。仏教では動く気体を意味し、色欲を打ち消し煩悩のない世界(涅槃)へと導きます。
チャームには、半月の形にぴったり当てはまるシルエットの「五劫思惟阿弥陀」をあしらいました。五劫という果てしなく長い間、人々をどう救おうか考えていたら髪の毛がものすごく伸びたという仏様。チャームの阿弥陀くんは、風に吹かれながら何を考えているのでしょうか。
「誕生釈迦」
テーマは五輪塔の「空輪」。空輪は仏陀の頭髪の色「禅定(ぜんじょう)」を表すことから表地に青い布を選びました。仏教では空間(宇宙)を意味し、五色の根本、すべての色に優る色として悪しきものを調伏する功徳を宿します。
チャームには、五色の中の根本ということからお寺を代表してお釈迦様をあしらいました。生まれてすぐ天と地を指差し「天上天下唯我独尊」(皆生まれながらにして尊い!)と喜びを表すお釈迦様が、共に道を歩み成長してくれることでしょう。
「おでかけ和財布 namu」はみほとけさんが心を込めて描いた直筆のメッセージカードを添えて、桐箱に収納してお届けします。コンパクトで機能的で男女問わず、和、洋どちらのシーンにも活躍しますので、贈答品にもおすすめです。
仏像に一番近い芸人 みほとけ
2015年アイドルとしてデビューし、2016年ミス鎌倉を1年間務める。愛してやまない仏像・お寺の面白さを発信するべく、自身を本名の「みほ」と「ほとけ」を掛け合わせ「みおとけ」と名乗り2018年アイドルを卒業後、ピン芸人として再デビュー。仏のモノマネやネタを作る傍ら、大学時代に取得した看護師の資格を活かした取材レポーターとしても活躍するなど、ルックスと頭脳を活かして多方面で活躍中。