足の指に食い込むように侵食する巻き爪は、処理が大変です。この「匠の巻き爪専用ヤスリ」は肉に食い込んだ頑固な巻き爪の奥にも入っていけるように熟練の職人の手によってヤスリの先端を極限まで細かくし、お手入れしやすいように使いやすさにもこだわりました。サッと入って、さっさと削る。普通の爪ヤスリでは出来ない爪の脇も、尖った巻き爪の先端もしっかり削れる優れものです。
とにかくヤスリにこだわった繊細な仕上げ
通常の巻き爪ヤスリは「プレス」と呼ばれる型押しでヤスリの溝を付けていきますが、本品は「目立て」という技法を使い、1つ1つの溝を斜めに付けていきます。そのため、垂直に付けられるプレスと違い、溝が内側を向くため、掻き出すように摩擦が生じ、しっかりと対象を捉えて爪を削ります。少ない力でも非常に良く削れ、軽くなぞるだけでお手入れは楽らく。ヤスリの一番大事な部位にこだわった逸品です。
持ちやすい形状とこだわりの先端部分
本品は熟練の職人によって手作業で細部まで端正に作りこまれた巻き爪専用のヤスリです。細かくストレートなヤスリとカーブしたヤスリの2種類を爪の形に合わせて使い分けることができます。爪切り後に普通の爪ヤスリではお手入れしづらい部分も2種類の細かく精密なヤスリを使い分けてお手入れできます。爪と皮膚の間にスムーズに滑り込ませることができるため、あとは押し出すようにヤスリをかけるだけで爪を削ることができ、お手入れも簡単にできます。また、ペンシル型の形状で手に馴染みやすく持ちやすくなっています。
文久年間創業・老舗のメーカー外山刃物
外山刃物の創業は、江戸時代の文久年間に遡ります。創業以来150年余、越後木鋏の 宗家として、初代龍松(銘 龍松)、二代目富次郎(銘:珍龍)、三代目秀吉(銘: 龍山)、四代目秀久(銘:秀久)が、金物の町三条で父祖伝来の技術を受け継いできました。伝統の技術を受け継ぎながら、使いやすさと品質に徹底したこだわり持つ老舗メーカーです。