コンスタンティン・グルチッチ(Konstantin Grcic)
1965年生まれ。The John Makepeace School for Craftsmen in Woodで木製キャビネット職人としての教育を受け、ロンドンにあるRoyal College of Artでデザインを学ぶ。1991 年に自身のデザインオフィス「コンスタンティン・グルチッチ・デザイン」をミュンヘンに設立。現在はベルリンを拠点としている。活動は工業デザインプロジェクト、展覧会デザイン、建築のコラボレーションなど多岐にわたる。主なクライアントはFlos、Magis、無印良品、Vitra など。数多くの受賞歴があり、MAYDAYランプ(Flos、2001年)、MYTOチェア(Plank、2011年)、OKランプ(Flos、2016年)でコンパッソ・ドーロ賞を受賞している。
グルチッチ氏は人にとっての機能は、厳正さだけでなく感性に訴える鋭敏さとユーモアで成立すると考えている。彼の仕事を特徴づけているのはデザイン・アート・建築などへのたゆまない研究、そして新技術、素材への情熱である。