人間の盲点を発見したフランスの物理学者エドム・マリオットにちなんで名づけられた「マリオット」の枕。盲点とは目の構造上、見えない部分のことをいうが、日常生活でうっかり見落としてしまった事柄に用いられることもある。「マリオット」は、そんな“眠りの盲点”を追求した枕。ぐっすり眠れると翌朝が爽快なように、質の良い睡眠は一日の活力につながる。そういう意味では、一生の3分の1といわれる睡眠時間をともにする寝具に無頓着だとしたらそれこそ盲点というもの。「マリオット」は、質の良い睡眠=熟睡をめざした究極の枕だ。
「マリオット」は、素材、縫製、デザインなどそれぞれの分野で活躍する8人のプロが知恵を結集し、「高さ」「寝返り」「吸汗・速乾性+α」「耐久性」「衛生面」「安定性」「日本製」「フォルム」の8つの視点から作り上げた。70センチの横幅は大きな寝返りにも対応するワイドサイズ。中央部は仰向けに寝た状態で首にフィットしやすい約3センチの高さに設定している。これは、首の後ろのすき間は立っている時には、体格によって2cmの方から5cmの方まで様々だが、寝ている状態ではほとんどの方が3cmと、体格による差が極めて少ないことによる。左右は横向きの姿勢で寝た時にちょうどよい5センチの高さで中央よりも高く設定している。
素材は、吸汗・速乾性に加え、クッション性が高く通気性にも優れている旭化成の繊維「フュージョン」を表地に使用し、中素材には、頭をしっかり支える弾力性があり通気性もよい東洋紡の新素材「ブレスエアー」と、通気性の高いパイプ「エアTOM」の二重構造。洗濯機で丸洗いできるから衛生的に使えるのもうれしい。
8人のプロが、8つの視点から眠りを追求
眠りの理論
1.「枕の高さ設計を追求」眠りのプロ ディーブレス 今井 徳英
自然に背筋の伸びた正しい寝姿勢と枕の高さの関係を追求した結果、仰向けに寝た時にジャストフィットする高さを目指しました。過去の対面販売の測定データによると、約3センチの高さが体格や年齢に関わらず大多数の方に合いやすいという独自の理論にたどりつきました。快適な高さに加えてフィット感のよさも追求しています。
2.「スムーズな寝返りを追求」眠りのプロ ディーブレス 増田 吉史
人は快適な寝姿勢を求めて寝返りをうつことに着目。横幅は、大きな寝返りにも対応する70センチのワイドサイズ。左右両端は、横向きに寝返りを打ったときを想定して、中央よりも高い約5センチの高さに設定しました。
快適な素材
3.「吸汗・速乾性+αを追求」繊維のプロ 旭化成アドバンス 森野 尚
表地には、3次元立体編物「フュージョン(R)」を採用。立体的に編み込まれているため、繊維のすき間に水分や空気を取り込んで逃す吸汗・速乾性や洗濯適正、通気性に、クッション性や衝撃弾性も加えました。
4.「耐久性のある素材を追求」素材のプロ 東洋紡 中村 隆徳
素材(上部)には重い頭部をしっかり支える耐久性が求められる。そこでゴムのような弾性と三次元スプリング構造を併せ持つ「ブレスエアー(R)」を採用。通気性や耐久性にも優れているので、蒸れにくく、より長くご愛用いただけると思います。
5.「素材の衛星面を追求」素材のプロ 山一 日暮 紀幸
中素材(下部)には数十種類の素材の中から家庭の洗濯機で丸洗いでき、使い心地のよい「エアTOM」を採用。水切り性や通気性に優れています。
こだわりの技術
6.「安定性のある寝心地を追求」加工のプロ 近江化成工業 小西 末男
中素材(上層部)に使われている「ブレスエアー(R)」に施す独自の熱加工を改良しました。より寝返りをうちやすいなだらかな傾斜を作り出し、快適な寝心地を実現しました。
7.「日本製の高い縫製技術を追求」縫製のプロ 華翔 大沢 政子
この枕は、特殊素材をいくつも使用しているため、縫製に細心の注意と技術が必要でした。そこで日本が誇る確かな技術をもった職人が、素材の知識と技術を駆使して、しっかりとした縫製に仕上げました。
8.「曲線フォルムを追求」デザインのプロ ディーブレス 石井 かずみ
人の身体が曲線的なラインでできていることに着目。頭の丸みや首や肩のカーブにフィットしやすいよう、曲線フォルムに仕上げました。一度お使いいただければ、この快適なフィット感にご納得いただけると思います。
洗濯機で丸ごと洗えます
ネットに入れて、洗濯機で丸洗いできるため、いつも清潔に使うことができます。