全出展作品83点をカラーで掲載
2019年から2020年にかけて開催される「ゴッホ展」の公式図録です。没後130年が経った今なお、世界の人々を魅了し続けるオランダの巨匠、フィンセント・ファン・ゴッホの作品50点を含む出展作全83点をカラーで掲載。作品解説に加え、残されているファン・ゴッホの手紙から、どのような考えで作品を描き、作品に影響を与えたハーグ派や印象派の作家たちをどう評価していたのかについても考察しています。
ゴッホへの理解を深める最良の一冊
出品されているイスラエルスやマウフェ、セザンヌ、モネらハーグ派と印象派を代表する巨匠らの作品解説のほか、年譜などの豊富な付録も掲載。ファン・ゴッホの筆致や色遣いの変化、ハーグ派や印象派の表現などを拡大図版でも紹介し、ファン・ゴッホ独自の表現はいつごろからのものなのか、どのような変遷を経たものなのか、ゴッホへの理解を深める最良の一冊です。
選べる2種類の表紙
図録の表紙は、《糸杉》(1889年、メトロポリタン美術館)と《薔薇》(1890年、ワシントン・ナショナル・ギャラリー)の2種類を用意(内容は同じです)。サイズはB5変形と少し小ぶりですが、全体を通してゆったりとしたページレイアウトにしたことで、十分なサイズでの図版掲載を実現しています。248ページ。