表情の美しさ
熟練した職人の技術によって作り出されるコードバンの美しさ。もともと削り出された際には毛羽立った革を、職人が丁寧に磨き上げることで知られているコードバンの表情になります。マットなものと光沢のあるものの違いは磨きの度合いによるもの。このコードバンは最初は光沢を控えめにし、マットに近い仕上げにしています。
ブランドのアイデンティティ“刻印”
ブランドを象徴する刻印。選ぶ革によっては、きれいに入らない。今回のコードバンでは、内作りに茶色の牛革を用いて、あまり自己主張はせず、それでいてきれいに刻印が入る上質な牛革をセレクトしています。
コバの美しさ
一般的なコードバンの財布は切り目仕上げによる縫製を行っているのがほとんど。この財布はコードバンは切り目にし、内作りの牛革はヘリ返しの技法で縫い合わせています。側面から見るとコードバンと牛革の色のコントラストがとても綺麗に見えます。製品としての美しさも追及した新しいデザインです。
側面の美
財布としての機能だけでなく、造形美を感じさせるフォルム。
コードバンならでは
牛革や羊革など一般的な革は、人間ももそうであるように曲げればシワがよります。コードバンにはそれがありません。これが独特な美しさを醸し出す一つの要因です。