ソニーミュージック 【CD】柳家小三治 名作独演会 DYCS-1027

江戸前ってのはこれよ！ 胸を打つ江戸前の人情と心意気。
当代随一の面白さが人気を集めベストセラー続行中。

ただ笑っているだけが落語と思ったら大まちがい。痛烈なほど面白い落語が、ふと気がつくと人間の心の深いところにある何かを垣間見させる---これが小三治落語の魅力かも知れません。その世界には特殊なケースの人ではなく、ごくあたり前の我々の身近なところにいる暖かい血の通った人物がいます。哀しみも歓びも現代人と共通する生きた人間がいるといってもいいでしょう。
最も実感のある高座を聴かせてくれる柳家小三治。近年の充実ぶりと進境には目を見張るものがあり、ますます脂の乗る小三治から、その先の芸風がとても楽しみです。この『独演会』では、上・中・下を”通し“で演じ切る「子別れ」から、わずか十数分ながらも爆笑に次ぐ爆笑を巻き起こす「小言念仏」まで、壮年期の脂の乗り切った全17席を収録。江戸の世界が生き生きと甦ります。

【商品概要】
◇1992年2月27日発売
◇DYCS-1027
◇CD12枚組＋特製別冊解説書＋CD収納ケース
◇全17席の噺の聴きどころや小三治ならではの味わいを解説した「小三治ばなし」、写真構成による高座姿などを満載した別冊解説書（A4判・全60頁）付き。
◇写真：横井洋司、寄席文字：橘 左近
◇企画制作：株式会社ソニー・ミュージックダイレクト

【DISC 1】
子別れ（一）＜こわかれ＞ (63:23)
1983年9月1日、東京・下北沢 本田劇場、本多寄席 柳家小三治独演会

【DISC 2】
子別れ（ニ）＜こわかれ＞ (58:57)
1983年9月1日、東京・下北沢 本田劇場、本多寄席 柳家小三治独演会

【DISC 3】
猫の災難＜ねこのさいなん＞ (39:52)
1988年5月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 第11回柳家小三治独演会
粗忽の釘＜そこつのくぎ＞ (36:54)
1985年4月16日、東京・下北沢 本田劇場、第7回本多劇場 柳家小三治独演会

【DISC 4】
大山詣り＜おおやままいり＞ (40:08)
1987年5月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 弟6回柳家小三治独演会
厩火事＜うまやかじ＞ (32:26)
1986年10月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 弟3回柳家小三治独演会

【DISC 5】
味噌蔵＜みそぐら＞ (42:53)
1987年1月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 弟4回柳家小三治独演会
小言念仏＜こごとねんぶつ＞ (13:58)
1987年3月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 弟5回柳家小三治独演会

【DISC 6】
茶の湯＜ちゃのゆ＞ (46:57)
1986年5月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 弟1回柳家小三治独演会

【DISC 7】
鼠穴＜ねずみあな＞ (58:08)
1987年10月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 弟8回柳家小三治独演会

【DISC 8】
文七元結＜ぶんしちもっとい＞ (77:08)
1990年10月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 弟21回柳家小三治独演会

【DISC 9】
芝浜＜しばはま＞ (51:38)
1988年10月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 弟13回柳家小三治独演会

【DISC 10】
百川＜ももかわ＞ (44:57)
1988年5月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 第11回柳家小三治独演会
厄払い＜やくばらい＞ (22:31)
1990年1月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 弟19回柳家小三治独演会

【DISC 11】
宗論＜しゅうろん＞ (18:39)
1988年8月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 第12回柳家小三治独演会
出来心＜できごころ＞ (45:11)
1988年8月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 第12回柳家小三治独演会

【DISC 12】
提灯屋＜ちょうちんや＞ (36:49)
1989年10月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 弟18回柳家小三治独演会
かんしゃく (31:13)
1990年5月31日、東京・上野 鈴本演芸場、鈴本余一会 弟20回柳家小三治独演会