革小物工房、山藤(やまとう)の職人が、新しいアイデアを求めていたとき、何気なく目に入った街路樹のプラタナス。その美しい模様を試行錯誤の末、革に落とし込んだのが「カモフラージュ・ツリー」シリーズです。革に一枚ずつ手作業でプレスすることで味わい深い凹凸を生み出し、プラタナスの模様を再現しました。北米産カーフレザー、ステアハイドにオイルをたっぷり含ませ、手間ひまかけて仕上げた上質なレザーは、使うほどに手に馴染む大人のカモフラージュ柄です。
カムフラ柄とともになじんでゆく経年変化
カモフラージュ・ツリーシリーズに使用されている北米産のステアハイドは、表面をしっかり磨いた後、たっぷりとプルアップオイルを含ませてあります。使い始めのマットな表情から、使ううちにつやを増し、カモフラージュ柄がさらに際立ちます。 特別なケアをしなくても革がしっかりと育ってくれます。
美しい内装に職人技が光る名刺入れ
・革の使いやすさを犠牲にせず、薄く漉いた革を両面に張り合わせる作業は熟練の職人ならではの技。
この名刺入れにもその技術はいかされ、フラップを開いた時の内装の美しさを生み出しています。
・メインのポケットには「通しマチ」を採用し、十分な量の名刺を納めても形をきれいにに保ちます。
・メインポケットの他に2つあるポケットには交換した名刺を分けて入れられます。
山藤(やまとう)
明治32(1899)年に東京・浅草で創業した革小物工房。100%メイドインジャパンのものづくりにこだわり、革選びから縫製、検品などすべての工程が日本国内の熟練職人にが手がけています。100年以上にわたって革小物を作ってきた知識と技術に、現代のニーズやデザインを組み合わせた革小物を提供しています。