シチズン エコ・ドライブ ワン. フラッグシップモデル AR5025-08E

　エコ・ドライブ（光発電）（※1）の価値を限りなくシンプルに表現するため、また正確に時を刻み続けるという時計本来の理想を究めるため「Eco-Drive One（エコ・ドライブ ワン）」は誕生しました。「市民に愛される時計づくり」という原点に立ち戻り、腕時計としての美学と洗練さをまとうシチズンのフラッグシップモデルとして、世界でもっとも薄い（※2）エコ・ドライブ時計をつくりあげました。

　ほとんどすべてのパーツを新規で製造するというマニュファクチュールによって実現した2.98ミリ（※3）の薄さ。シチズンの挑戦のすべてが組み込まれた、技と美の結晶によるひとつの進化のかたちです。

※1.エコ・ドライブとは、1976年にシチズンが開発した世界初のアナログ式光発電時計。
　太陽光や室内のわずかな光を電気に換えて時計を動かし、余った電気を二次電池に蓄えるシチズン独自の技術
※2．アナログ式光発電時計において（2016年7月現在、シチズン時計株式会社調べ）
※3．この値は設計値です。実際の商品は公差の関係で、設計値より最大0.22mm厚くなる場合があります。

　こだわったのは、着け心地の良さと時間の見やすさ。腕時計として本質を追及した結果、すべてを削ぎ落した引き算になりました。たった1.00ミリのムーブメントの中に、85個もの部品をまるで細胞のようにすき間なく格納。1つの部品が2つの役割をもつなど、随所にシチズンらしい工夫が施されています。ローターやコイルをゼロから再構築することにより、時計づくりの「あたりまえ」を根底から覆す、常識を超えた構造を再現。「Eco-Drive One（エコ・ドライブ ワン）」という名には、その1.00ミリに秘められた思いが込められています。

　美しさ、すなわち薄さを追求するうえで強度は最大の課題。「Eco-Drive One（エコ・ドライブ ワン）」は、薄さと強度という相反する要素を両立できる新素材「サーメット」をベゼルと裏蓋に採用し、ムーブメントと干渉させないようケースのたわみを抑えることに成功しました。

※サーメットは、チタンベースの硬い粒子で構成された素材硬度がビッカース硬度1,500を有する超硬合金