「ブリーズエアーインソール」は、制菌消臭機能とクッション性に優れたインソール。靴底に当る面は通気性、抗菌性、弾発性に優れた消臭機能付きクッション材、ブリーズエアを贅沢に使用している。息をふきかけると空気が抜けていくほどの通気性があるブリーズエアー。体圧分散性に優れ、病院、介護施設でも使用可能な制菌加工が施され、菌の繁殖にも強い。一方、足が触れる面は、一日履いた靴を脱いでもにおいが気にならない「ブリーズブロンズ」のタオル地で裸足ではいても気持ちいい。
「ブリーズブロンズ」の消臭効果は絶大で、千人分の汗に相当するアンモニアを拭きかけたアクリル製の筒に、ブリーズブロンズのソックスを入れ、フタをして10秒ほど振ってからニオイをかいだ所、あのツンとする独特のアンモニア臭が消えているほど。ブリーズブロンズを開発したライフリング専務取締役の梶谷徹さんは、「個人によっても感じ方の違うにおいほどあいまいなものはありません。大手メーカーならコスト面との兼ね合いで満足できる基準を考えると思いますが、うちは消臭効果を体感できるかできないかが基準。これほど消臭効果を体感できるものはないと自負しています」と話す。
その消臭分解メカニズムは、竹炭のようにニオイを吸着させるのではなく、また、従来の消臭スプレーのようにニオイに別の臭い成分をかぶせるというわけでもない。「ブリーズブロンズ」に、体臭の原因となる成分(アンモニア、酢酸など)が付くと、イオン化結合が起こり、ニオイの原因となる結合を壊す。その壊された結合は臭わない結合へと変わる。冷蔵庫の臭い消しのようにニオイを飽和状態まで吸着させてしまうと使えなくなるということもない。
ブリーズブロンズの消臭性能の高さは海上自衛隊が採用商品として認めているほど。中にはインソールを10足ほどまとめ買いする隊員もいて「履き心地はサラサラしているけどインソールを取って見ると靴の底がびっしょり。(湿気を)通しているんですね」と使用感を述べている。「ブリーズエアーインソール」は、丸洗い可能。汚れたら洗っていつも清潔に使うことができる。