グレンフィールド ワラワラ ペルー製チマヨカーディガン 3621

　ペルーのチチカカ湖ほとりの街プーノの地方で大切に手編みされた、チマヨ柄のざっくりカーディガンです。
　アウターとして活用でき、デニムやチノーズ、スラックスにも合わせやすい万能ニットとなっています。

　太番手の糸でざっくりと編んだカウチンタイプ。古い機械で糸を生産しているため、糸1本1本の太さが不均一になることが、味わいのあるニットとなっている所以です。また、太番手の糸は家庭機にかからないため大事に手で全て編まれています。
　艶のある木製の丸ボタンは留めても、開いて着ても、コーディネートを演出してくれます。袖が襟元まで切れ目無く続くラグランスリーブのため、肩幅のサイズが気にならず、動きやすい仕様です。襟のデザインもポイント。ボタンをはずしタートルネックのように留めるとさらなる防寒性の確保になります。
　カウチンタイプの手編みの本格派ニットはカナダでも著名な一方、編み手の減少や原料の高騰により世界的に高価になっていますが、Wara Wara（ワラワラ）のアイテムはお求めやすい価格で表情豊かなアイテムとなっています。

プーノ
　ペルーにある標高3,800mのチチカカ湖のほとりの街。Wara Wara（ワラワラ）ブランドでは、この街と近辺の集落にいる編み子とウールやアルパカを用いたニットアイテムを長く作ってきています。週に一度、プーノ事務所の受け取り窓口には大切に編んだニットを手にした編み子が列を成し、検品を経て合格となれば賃金と交換、不合格となれば編み直しです。厳しい品質管理で生まれたアイテムが地球の反対側の日本に届けられています。

ハイランドウール
　ペルーに住む羊の毛は、「ハイランドウール」とも呼ばれます。高地に住む羊なのであたたかさを求めるため、軽くてボリュームがあることが特長です。

チマヨ柄
　チマヨとは、ネイティブ・アメリカンの伝統とパターンを織り込んだ模様のこと。17世紀から18世紀初頭にかけ世界に移り住んだメキシコ発祥のスペイン系開拓者オルテガ一族に起源があるとされます。オルテガ一族が住むアメリカ・ニューメキシコ州のチマヨ村が名前の由来で、本アイテムの対称性のある多数のひし形を組み合わせたような模様は、現在ではペルーにも多く住むネイティブ・アメリカンが作る柄にも見られる柄となっています。

Wara Wara（ワラワラ）
　Wara Wara（ワラワラ）とは、ペルーとボリビアの公用語の一つであるアイマラ語で「リトル・スター」、小さな星という意味。アンデス地方のまさにこのニットを編んでいる人たちが毎夜見上げる美しい星々。これを思わせるブランド名です。