商品データ

手の握り型を彫り上げる世界に一つだけの木の杯

【送料込】バンザイファクトリー 岩手三陸 WAGAHAI 我杯 山桜 朱漆

42,660円(税込)

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手の握り型を彫り上げる世界に一つだけの木の杯

 我杯と書いて「わがはい」。岩手県陸前高田で、伝統工芸とITを融合させたオンリーワンの木工製品を作るバンザイファクトリーが提案する世界にひとつだけの手の握りを象って彫り上げるカップです。最高級の木材を厳選し、おもに岩手県産の高樹齢の山桜を使用しています。
 その木で作ったカップの周りに付けた粘土を握り、その形を三次元スキャニングして0.2ミリ単位の精度で刃で彫り上げていきます。職人の手仕事ではできない「IT木工」ならではの精密な技術を駆使して作られます。
 
 両親、恩人、お世話になった方、我が子の幼い手など残してあげたい、残したいという思いを形にできるギフト。手の象りは思い出となって、ぬくもりや絆を形に残すことができます。

こだわりの素材~北限の山桜

「敷島の大和心を人問はば 朝日に匂う山桜花」
江戸時代の国学者、本居宣長が日本人の心情をあらわして詠んだ歌にあるように、古くから山桜は日本の国を象徴する花。美しく、独特の色合いと威厳があり、日本の「国花」にも指定されています。そんな山桜の北限が岩手県の雪深く厳しく美しい県北地域。「我杯」は、この地で採れる樹齢80~100年の北限山桜で作られます。

高樹齢の山桜を生漆で拭いた重厚感のある我杯

 「山桜 朱漆」の内側は手の込んだ漆塗り。国産の朱漆で堅牢に仕上げました。外側は、木目を美しく見せる木肌仕上げです。

ご注文から完成までの流れ

1.当店でご注文いただく
2.「象り用カバン」お届け日を確定するため、後日バンザイ・ファクトリーよりご連絡します
3.「象り用カバン」が到着しましたら、3日以内に握り、カバンに同梱されている配送伝票で工房に返送をお願いします
4.カバンのご返送から約4週間後に完成品をお届けします

象りについて

 握ると思い出す象り日。ご注文いただいたお客様のほとんどが、「象り日」を大事にされます。象りは、秘密の贈り物でありサプライズなのです。
 例えば、お祝いの食事の席、一家でお祝いの団欒の時、祝賀会の席、レストランやホテルで両親と会食の場など想い出になる場所で、象りをされるお客様がほとんです。
 象り鞄を出すとほとんどが「それは何だ!」と驚くようです。開けて見せて、これで象りをして工房に送り返すと、こんな感じで(サンプルを見せて)握り型の杯を作るんだ、これがお祝いのプレゼントなんだと説明すると納得し、「こんな物があるのか」驚くと同時に感動されるようです。

我杯ができるまで

象りされたキットが工房に戻ってから制作が始まります。
(1)丁寧に手作業で握られた以外の部分を整える
(2)三次元入力システムで0.2ミリ範囲のメッシュで読み込み三次元データにする
(3)専用ソフトでプロポーショナルを整え、木材に合ったデータに加工する
(4)握り型の無い木材をセットして半日以上を掛けて細かくゆっくりと削っていく
(5)削られた我杯を丁寧に丁寧に紙ヤスリで磨く
(6)塗装工程に入り3週間~2ヶ月で完成

ひとりひとりの「手の握り型」を採取する独自の象どりキットを開発

 日本人の平均的な手のサイズを年代別に入手し、ひとりひとりの「手の握り型」を採取する独自の象どりキットの開発に2年半を費やしました。握りやすい深さはどのくらいなのか徹底的に追求。また、しっかり握るために最適な粘土を求めて国内外を探し、特にフォルムには時間と手間を掛けて何度も作り直しました。三次元スキャニングのためのソフトも100回近い失敗を経て独自で開発しています。

手指の形通りに美しく彫り上げる独自の切削技術

 「我杯」は木のカップの周りに付けた粘土を手で握りその形を三次元スキャニングして0.2ミリ単位の精度で実際に刃で彫り上げていきます。これは職人の手作業ではできない領域で、まさに「IT木工」の真骨頂です。これを実現するためにまず、木材を大事にしながら美しく削り上げるために専用刃を開発。切りながら同時に磨くことができる刃です。また、独自開発の切削ソフトウェアーにより、刃の回転数と刃を動かすステップの開発回転数を調整。削る際の摩擦で木を焦がしたり割ったりせずに手指の形を美しく掘り上ることに成功しました。

開発者インタビュー

 東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市は、復興のシンボルとなった「奇跡の一本松」がある町。この地にあるIT木工工房、バンザイファクトリーの高橋和良社長は、かつてIT技術者として最先端の医療システムを設計販売する会社を経営していたが、現在は「深い縁のある陸前高田の役に立ちたい」と、ITと伝統工芸などを融合したもの作りに挑戦している。

 かつてIT技術者として最先端の医療システムを設計開発する会社を経営していた高橋さん。「我杯」を作るきっかけは、医療現場で「手を握る」シーンをよく目にした事から始まった。例えば、無事に手術が終わって「先生ありがとう」と医者と患者が手を握り合う。実験で麻酔前に患者の手を握って麻酔をかけたら安定した状態が続いたと聞かされた。また、ある学術会では、介護の際に患者の周りのものを本人の手にぴったりはまるものを作り握らせていると、痴呆度合いが少し緩和されることを知らされたりした。

 こうした経験から自分の手の握りにぴったりはまるカップ「我杯」を思いついた。自らの経験から、仕事から疲れて帰ったお父さんたちの一人晩酌の友になるのではないかと想定したが、実際に注文するお客のニーズはまったく違った。「お父さんの還暦祝いや上司の定年退職の記念に」というギフト需要が大半。予想外の結果に高橋さんは、「自分のためではなく、99%が誰かに贈るためのプレゼント。寂しい男はいなくて、あたたかい息子がいた」と苦笑する。

 「IT木工」という言葉は聞きなれないが、高橋さんにとってはちっとも珍しいことではない。「私がコンピューターを学校で勉強し始めたころはITと言う言葉はなくて、“情報技術”といわれていました。まさに情(なさけ)に報いる技術です。我杯もそうですが、人の握りやすいものを作ろうとか、握り象を残しておきたいとかいう人の情け(思い)にどう報いるか。そういう商品を作りたい。それも、コンピューターシステムの役目ではないかと思います」(高橋さん)

バンザイ・ファクトリー

 岩手県陸前高田市にあるIT木工工房。岩手県産の木材や南部鉄器、漆などの素材を使い、三次元CG技術を用いて「オンリーワン」の木工製品を作っている。国や自治体からの助成金を一切受けず、自力で会社を運営している陸前高田で唯一の企業。IT技術を活かしたものづくりで、地元にさらなる雇用を生み出すことをめざしている。

商品詳細

サイズ容量:200ml、口径9cm×高さ17.5cm
素材・原材料岩手県産 北限山桜(樹齢80年前後の高樹齢の木材)
仕様外側:木肌ロハス仕様(高樹齢の木材の木肌を美しく見せる自然塗装仕上げ)、内側:朱漆
生産国日本